sound 16 その1日の終わりの音 2 ページ18
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この無料通話・メールアプリは、
非常に通知の音が喧しい。←
登校の際に父からの「学校大丈夫か？」、
と言うメールが何通も来て通知音が暫くの間鳴り続いた。
少々腹が立った為、今はマナーモードにしている。←
シンタロー『犯人誰だよぉぉぉ』
僕の発言から暫く経った後、
シンタローがそう打ったようだ。
この反応からして、写真の持ち主はシンタローか。
しかしまた暫くすると通知の嵐が起きる。
……マナーモードにしといて良かった。
セト『え？シンタローさんのだったんすか！？』
カノ『犯人ｗｗｗ』
貴音『どんまいだねｗｗｗ』←
キド『そんなもの残すからだろ』←
モモ『キドさんに激しく同意ですｗ』
シンタローは可哀想だが、
キドの発言には本当に共感できる。←
残念だがシンタロー……。
僕が君の味方についても、フォローが出来なさそうなんで。←
貴『ごめんシンタロー。僕も↑に同感ｗ』
とだけ打ち、罪悪感はあるが満面の笑みを浮かべ、
アプリを閉じ、食卓へ戻った。←
……だが、本当にあれはシンタローが載せたのか？
だとしたら自分で載せたのだから、
犯人など探さず、あそこまで屈辱に浸らない筈。
其処で気付いた僕の頭に、一つの仮説が浮かぶ。
貴「――ゆ、幽霊がっ……？」
…………。←
……いやいやいや。それはない。断じてない、絶対に。
もし幽霊やらの類いが存在するなら、
今すぐにでも父に報告するだろう。
――いや、でも実際に僕は非科学的なものを持っている。
父にも、誰にも話していないもの。
あんなものを持っているのだから、
完全に否定出来る証拠はない。
買って来た弁当の唐揚げに、砂糖を塗しながら考えていた。
……じゃあ、本当に幽霊が？
などと思うと、体が震えて歯がカチカチと音を鳴らす。
貴「……まま、ま、マジでっ……！？」←
と言う震えは携帯がふと振動して、
机上で音を立てた事で修まった。
「ぁ……あ〜っ……テステス〜」
貴「え……ええっ！？」
少女らしき声が携帯から聞こえたので、
ふと画面を覗き込んでみた。
だが其処に居たのは、
肌以外殆んどが真っ青なツインテールの女の子だった。
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貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨(プロフ) - 黒神龍さん» や、焼き土下座！？（笑 とにかくありがとうございます！！更新難しくなりますが…頑張ります！！ (2015年9月9日 16時) (
レス) id: 5dc01a6eeb (このIDを非表示/違反報告)
黒神龍(プロフ) - 面白いです！！焼き土下座待機して待ってますねー！ (2015年9月9日 0時) (レス) id: 72f7c484df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨 | 作成日時：2015年5月22日 15時
