愛されたい女の子の話 (ページ10)

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9話ページ10

A視点

『送ってくれてありがとう！』

和「ええよー！」

丈「また明日なー」

西「よし、俺らも帰ろー」

私は皆が見えなくなるまで外に出ていた。
私は、深呼吸をして家の中に入った。

ガチャ

あれ、誰も居ない。
お母さん仕事に行ってて、お父さんはまだ帰ってきてない。
私はお風呂に入って、ご飯を食べた。
お父さんと会わないようにやる事は急いでやった。
やるべき事が終わったら自分の部屋に行った。
ベットの上で横になって、私は眠りについた。

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

『んん、』

朝になった。

いつもと変わらない日々を毎日送っている。
変わった事は幼稚園に行くのが嫌じゃなくなったこと。
少しだけ自分の性格が明るくなった事。
3人と一緒にいる生活が凄く楽しかった。
けど3月になって、

丈「今日でお別れやな！」

『そっか、もう小学校に上がっちゃうんだもんね』

西「寂しくなるなー」

和「うぅ...(இ ω இ｀。)」

丈「大橋...wもぉー泣くなや」

和「だって〜」

西「俺らだってあと1年経ったら同じ小学校行けるやんw」

大橋くんは号泣してる。確かに寂しくなるな。
やば、大橋くん見てると私まで泣きそうになる。

西「Aも目赤いなーw」

『だって、年が1番離れてるし同じ小学校行けても後4年も待たなきゃいけないし、、』

丈「大丈夫！俺みんなのこと忘れんし、また集まりたい時は皆で集まればええやん！だからAも泣かないで！！な？」

『...うん！』

西「はっすんもw」

和「また皆で集まろ...ｸﾞｽ」

丈「2人とも、Aの事よろしくな」

西「分かってる」

和「まかせて！」

丈「寂しくさせんなよ」

西・和「当たり前！！」

この日は遅くなるまでずっと一緒にいた。
4月から3人だけになって違和感もあったものの、いつも通りに過ごしてた。

1年後〜

西「俺ももう卒業かー」

和「うぅ...(´；ω；｀)」

『和也今年も泣いてるw』

この1年で、私たちの名前の呼び方が変わった。
前よりもっと仲良くなった。

和「Aを1人にさせたないっ！！」

西「不安な事あったらすぐ俺らに伝えろよ？」

『わかってるってw心配症だなー』

後2年間は1人なんだ、、

和「悲しい顔しとるなー」

『そんな事ないよ！！』

西「無理してる、」

『...悲しいけど成長した私を皆に見せるためには頑張らないとだし！』

西「Aらしいね」

和「俺らも頑張る！」

私達は沢山お話をして、帰った。
1人でも頑張る。それでまたみんなと会う。