【コラボ】傷が語る過去【歌い手】 (ページ44)

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反撃開始じゃん～男主視点～ページ44

「あのやろう！」

あらら…
歌詞太郎さんが暴言はいてらっしゃる
みんな部屋から出ていこうと

「とりあえず行く！」
「うん」

しますよねー
ってことで

『ちょい待ち』

部屋の鍵をしめる
この学校は無駄に技術力がある
その為部屋の鍵は生徒全員に渡されるカードで開け閉めができ立ち入り禁止区域には
入れないようになっている
生徒会室も登録された人だけが入れるようになっている
まぁ、技術力が優れているが故にハッキングされたら終わりなんだけど

「…ハッキングしたのは空か」

そらる先輩、そんな目で見ないでください
すっげー怖いんで

『そうだよ、ちょっと弄らせてもらいました』

「ふざけんな！」

おお、怖…

『ふざけてないよ俺は至って真面目』

窓枠に座り話す俺にナノやそらる先輩はイラついている様子

「お取り込み中悪いんだけど…柚子？だっけ、の場所わかったけど
空君、どうするつもりだね」

おっと…携帯つけっぱなしだった
通話料が(´；ω；｀)
じゃなかった…

『一応地図、と行動予測』

この二つしか今はできないだろう
しばらくすると地図が送られてきた

「その赤い点は黒川ってやつの、緑は柚子ってやつの居場所」

へー
こんなとこにいるんだ
まぁ？柚子は意識ないんだろうけど

「生徒会の皆さんどうします？助けに行くなら俺は全面的にサポートしますけど」

俺も同じかな
黒川のついでで助けることも可能だし

「お前らは…」

やっとのことでそらる先輩が口を開いた

「お前らは一体何を考えているんだ？」

なるほどね、
こっちの目的聞いてから考えるってね

「俺らの目的は黒川の……討伐？」
『んなわけあるか！討伐してどうするんだよ！』

なんだよ討伐って
馬鹿か

「まぁ、そんなかんじで黒川を倒す的な
んで、俺らはもう準備出来てんの」

『黒川の父親の会社もハッキングしたし黒川の経歴もわかってる
もう倒す準備満タンってわけ』

「…なるほどな」

納得したのか警戒心を弱めたそらる先輩

「そのために色々ハッキングしたのか」
『そゆこと』

なーんだ
みんな納得したら警戒心弱めてやんの
って俺が一番警戒してたんだけど

「わかった、協力する」

決定だな、
ま、どうせ柚子の救助優先だろうけど

「そうと決まれば早速探してもらうぞ
車で移動してるみたいだからな、現在は北方面だ」

「そうと決まればナノも行く！」
「俺も！」

こういう時の生徒会の団結力はすごいと思う

『反撃開始じゃん？』