【コラボ】傷が語る過去【歌い手】 (ページ36)

今日:38 hit、昨日:1 hit、合計:9,193 hit

はやく～男主視点～ページ36

ピロロロロ

「お、」

今頃の時間からして

「ハッキングがバレた」

だろうな
予想内の時間だ

『ここが見つかる確立は？』

「ほぼ０」

ならいい。
今のナノは何もできない
残念だねナノ
今の俺はお前より上だ

「ハッキング終了！」

黒川の会社は終わったな
ハッキング終了ということはコイツのことだからデーターもコピって終了という意味だろう。
黒川は終わった。
だけど今日帰ったらハッキングにあったことを親から知るだろう
そうすれば生徒会になにかする。
その前に終わらせなければ

「テロ、テロっと…これか？」

確実に黒川を落とす。
絶対に許さない

「しっかし、本当に許せねぇな」

はやく
一刻も早く

「行ってこい」

どこへ？
なんて聞かなくてもわかる
でも、俺は…

「ブレーカー落としとくから学校行って来い」

その言葉を聞いた瞬間俺は玄関を飛び出した
今のおれが学校へ言ったら何か言われるかもしれない
それでも一言言いたい

「我慢して待ってて」

その一言をみんなに言いたくておれは生徒会室に走った

『そらる先輩！』