【コラボ】傷が語る過去【歌い手】 (ページ1)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:9,158 hit

学校・・・？～女主視点～ページ1

『わ、私も！』
と、逃げようとした空君に着いて一緒に逃げて来たのだが…

こここ怖かった…！
コレ何回言うんだろうね！
毎日言ってるよね！

そらる様とナノ様…どうしてあんなに素敵な笑顔で笑いかけるんだろうね！
こっちは毎回毎回泣きそうになってるのに…

素敵な笑顔見て泣きそうになるってなんなんだろうね…

というか、

『…ここどこ？』
空君に腕引かれて来たのはいいんだが…

―――なんなんだこの大きい建物は
お城みたいにオシャレで大きくて…こんな建物知らない…

「…ここはさっき天月君が言った通り」
『あ、お友達…か』
「そうそう…」
『――ということは、学校…？』
「そうだけど？」
そうだけどって…

ここが学校って…え…？

今、目が点になるのがわかった

見上げるほどの大きな建物
いや、私達の学校も大きい方なんだけど…

『…上には上が、てことかな…？』
「え、なに？」
『いやいや！気にしなくていいよ！』

なんか怪しまれたけど気にしない方がいい

「じゃあ行こうか」
え、行くって！？

『あ、あそこに…？』
私が目の前の建物を指差して言うと

「うん！」
当たり前のように言われました

笑顔が輝かしいです！
とか言うボケは置いといて

ふたたび腕を引かれて校門をくぐった

――勝手に入っていいのだろうか？