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〇〇 「……」
私はただ彼のことを見つめることしか
できない。
あなたに近づきたいけど、
そんなの無理だよ。
私の好きな人は橋本涼。
同じクラスで、クラス1のモテ男子。
今日も席に座って、教室の後ろの方で親友の瑞稀と話してる涼をじーっと見つめる。
優菜 「おはよっ」
〇〇 「あっ、おはよ」
優菜 「あんた、また涼君のこと見てたのか」
〇〇 「ちょっ、バカ! 声でかい」
彼の方を見た時
ん?目があった??
〇〇 「あ〜、いつになったら両思いになるの
かしらね笑」
優菜 「そうね〜、けど彼女いそうだよね笑」
〇〇 「そういうこと言うな笑」
涼と出会ってからもう半年は経ってるのに
いっこうに話しかけれない。
大好きなのに。
優菜 「ま〜、いずれ! 両思いになるよ笑」
〇〇 「相変わらず前向きだね」
ちなみに私の親友、優菜の好きな人は瑞稀。
お互い両思いになるように頑張ってる
結局、今日も何も話しかけれずに過ぎていく。
落ちんで、後悔して、また落ち込んで…
その繰り返し。
橋本 「A?」
〇〇 「…?」
橋本 「なんか暗いね」
〇〇 「え、あっ…」
橋本 「あ、話すの初めてだよね笑 急にごめ
ん。」
〇〇 「あっ、いや平気」
橋本 「俺が言うのもあれだけど、なんか心配
なことあったら相談してね」
〇〇 「うん、ありがと」
橋本 「じゃバイバイ」
心配にしてるのはあなただよ。
やっぱまだ片思いだよね。
よけい心配になってきたよ。
けど呼び捨てされたのはなんかちょっと嬉しかった。
校門の前で急に話しかけられたもんだから
ビックリ
けど…涼と少しだけ話せた
その日は家に帰ってから涼のことが頭から離れなかった。
ピンコン…ピンコン
やたらなるスマホの通知。
なんだ?って思って開けば…
〇〇 「は?……え?」
涼から ラインが。
涼 「追加した!涼です、よろしくね」
と、なんかパンダがぺこってしてるスタンプ
〇〇 よろしくね、Aです
涼から私のことを追加するなんて
思ってなかった。
今日もなんもなく普通に過ぎてくと思ってたけど
そうじゃなさそう
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月12日 0時) (レス) id: e5a551f3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Snow-tune | 作成日時:2018年8月12日 0時