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お弁当2つをレンジで温めて、ダイニングテーブルに並べる。
「元太？食べよう。」
「こっちで…」
「え？」
「ソファで、食べたい…」
いつもご飯はダイニングで向かい合って食べているけど、今日は私とくっついていたいからソファの方のテーブルで食べたいらしい。
私が元太の隣に座ると、すぐにするりと腕を回してもたれかかってきた。
甘えん坊な元太が可愛いと思うのと同時に、辛そうで可哀想で仕方がない。
「元太、私が食べさせてあげよっか？」
「いいの？」
「もちろん。」
「A…ありがとう…。…俺、時々考えるんだけど、Aがいなかったらどうなってたかって考えると、怖いんだ…。」
まだふるふると震えている彼の体。
「そんなこと、考えないで？だって私、いるじゃん。私がいなかったらなんて、考える必要ないよ。」
「…そう、だよね…」
「はい、お口開けて？」
「……おいしい。」
「うん、おいしいね。」
温かいご飯を口にしてやっと緊張が緩んだのか、安心した表情を見せた。
高級なレストランの特別なディナーじゃなくても、2人で食べたらこんなにも素敵な味になる。
今夜も、元太が優しい夜の中にいられますように。
fin.
＿＿＿＿＿＿
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ユルピころん - 麦茶さん» 了解です！リクエスト再開まで待ってますね！ (2023年1月5日 23時) (
レス) id: 05904f8bd6 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - ユルピころんさん» いつもありがとうございます！半年くらいお待たせしてしまってすみません😭リクエストなのですが、誠に勝手ながらただ今停止中なので、また再開した際にお受け出来ればと思います。またその時はお知らせ致しますのでよろしくお願いします🙇♀️ (2023年1月5日 23時) (レス) id: 8051f4f5a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユルピころん - お話読みました！とても感動しました！またリクエストさせていただきますね！ (2023年1月5日 23時) (レス) @page43 id: 05904f8bd6 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - ユルピころんさん» ユルピころんさん、いつもありがとうございます☺︎お時間頂くかもしれませんが、書きますね〜！ (2022年7月6日 21時) (レス) id: 0801fa33aa (このIDを非表示/違反報告)
ユルピころん - 続き↓女の子は泣いてしまい､如恵留や医療ロボットが励ましてくれてホッとするお話が見たいです！医療ロボットはトラジャメンバーの誰かを麦茶さんが選んで欲しいです！ (2022年7月3日 22時) (レス) id: 05904f8bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶 | 作成日時：2022年6月16日 10時
