夢を覗く ページ36
※この話は17話の状線回収の話です。エンド後で夢主ちゃんとメタ卿をちゅっちゅさせたかっただけ。続く。
こういう小話を時々連載しようかな。
『え？人の夢の中を覗ける装置？』
………道理で、機械音がずっと聞こえると思った。
どうやら大王は、また快眠グッズと偽り小型の機械をつけた枕を配ったようで。
懲りないわねぇ、あの大王は………閣下、睡眠不足じゃないの？休んでもらわなきゃ、国ももたなくなるわ…………彼は冴えているから。
夢の様子は地下の映像室に映し出されているらしい。少し興味が湧いて、メタナイトとフームと共にそこへ向かった。
ドアの前に警備していたワドルディに伝言を伝え、中に入らせてもらう。
大王はやけに上機嫌。そんなに面白い夢を見たのかしら？
彼に聞いてみるとやはり面白い夢ばかり村人は見ているという。
お菓子をたらふく食べている夢、これはカービィかしら。
人物が活躍する夢、これは子供達の夢ね………
映像を見ながら私も微笑ましさに頬が緩んだ。
「ん？そういえば。A、お前の見る夢はどんなのだゾイ？」
夢………。そうね、最近はめっきり見てないわね………
そう思案しているうちに、何か煙を吹きかけられる。意識が朦朧としてきて、私は抗えぬ間もなく、眠りに落ちた。
「おお、映ったゾイ！」
そうデデデが喜びに満ちた顔で画面を見た。つられて私もモニターを見る。
そこは一面真っ暗だった。ある一点にAが立っている。
しばらくすると風が吹き荒れ、それに乗せられるように風景もがらりと変わった。一面の草原があたりに広がる。
Aが一回り小さくなったような人物がある一点に立っていた。きっと彼女の子供時代の姿だろう。
その子の手に握られている剣は、赤黒い血で染まっていた。魔獣の屍が、あたりに転がっている。
彼女は、過去に何があったのだろうか。もしこれが過去の夢だとしたら、Aは一体なにをしてしまったのか。
彼女は戦場にいた。メタナイト卿と共に魔獣を斬り伏せていく。
羽が、紅い紅い液体で染まっていた。
やがてAは、ブラックホールに呑まれ――――
『っ！！』
嫌だ、私ったらなんて夢を見てるのかしら…………もう過去は気にしないって決めたのに。
「A…………」
『あはは、ごめんなさいね。
ちょっと洗面所に行ってくるわ。』
私は、早足に洗面所へと向かった。
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ルア(プロフ) - ああ.......尊い...........最高｡:+((*´艸`))+:｡ (2021年4月10日 12時) (
レス) id: e424c5f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
巫零亜【フレア】(プロフ) - あぁ…恋愛甘々シーンの描写が上手いのと場面のチョイス最高っす… (2020年4月16日 0時) (レス) id: 258f8cb9be (このIDを非表示/違反報告)
真後ろのソース - あぁ…尊い…やばい、好き()よきかな。うんうん、よきだな。(何様やねん (2019年9月16日 17時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
Taruru(プロフ) - まひさん» コメントありがとうございます！ 激甘ですか……ご希望通りには出来ないと思いますが、出来るだけ甘くなるように書いてみますね！ リクエストありがとうございます！ (2018年4月4日 12時) (レス) id: c1df570a9b (このIDを非表示/違反報告)
まひ - なんて・・・尊い！！ この二人の激甘か゛すごくみたいです！ (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4418933e28 (このIDを非表示/違反報告)
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