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不足 ページ30

『ん……』

いつもの空気が違う事に気付き、目を開く。
そこは、やけに見覚えのある景色だった。

『あら、ここは……灰色のあの子がいた所じゃないの。』

なら、灰色のあの子を探さなければ……そう思い辺りを見回すと。

「あっ、A!
丁度いいところに。」

『あ、あなたは。』

「さっきまでみんなに君の事を説明するつもりだったんだ。
でも、君が居ないから証明ができない……だから君が来るのを待って居たんだ。」

そう言いながら、鏡へと入っていくあの子。
しばらくすると、にゅっと鏡から出てくる。その子の後ろには、かつての盟友に似た人物がいた。


「あ、紹介しておくよ。メタナイトの影、ダークメタナイトだよ。」

「……ふん」

『………成る程ねぇ。』

明らかに負の感情が伝わってくるわ。

「それじゃあ、足りなかった人も揃ったことだし行こっか!」





結局、私とシャドーが考えていた要件をパパっと話した。

…… 本当に、同一人物みたい。
でも、みんな、何かが満たされていないような。




『つまり私は、この三人組の子に援助をして貰った方がいいのね。』

「ソウダネ……ボクらの魔力モ分け与えた方ガ、君モ生存しヤスクなるシ、ボクらのAも、復活したトキニ完全体になれる。」

そういえば、夢に出てきた子の名前は私と同じAというらしい。


『でも……あくまで私のいる世界は違うのよ?
どうやって行くの?』


「それなら、移動魔法があるから大丈夫なのサ。空間越しより、その場に居た方がよく出来るのサ」

『そう……でも、無理だけはしないでね?
犠牲者が私だけでは無く、貴方達も巻き添えにしちゃったらひとたまりもないもの。』

「だいじょーぶ。楽勝だよ」


……やっぱり、この子たちには。



何かが、足りない。

最終決戦→←師走の風邪



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ルア(プロフ) - ああ.......尊い...........最高。:+((*´艸`))+:。 (2021年4月10日 12時) (レス) id: e424c5f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
巫零亜【フレア】(プロフ) - あぁ…恋愛甘々シーンの描写が上手いのと場面のチョイス最高っす… (2020年4月16日 0時) (レス) id: 258f8cb9be (このIDを非表示/違反報告)
真後ろのソース - あぁ…尊い…やばい、好き()よきかな。うんうん、よきだな。(何様やねん (2019年9月16日 17時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
Taruru(プロフ) - まひさん» コメントありがとうございます! 激甘ですか……ご希望通りには出来ないと思いますが、出来るだけ甘くなるように書いてみますね! リクエストありがとうございます! (2018年4月4日 12時) (レス) id: c1df570a9b (このIDを非表示/違反報告)
まひ - なんて・・・尊い!! この二人の激甘か゛すごくみたいです! (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4418933e28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たるる | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年7月30日 22時

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