魔獣 ページ26
『……はぁ。』
私は溜息をついた。
良心故に魔獣になりきれなかったボンカース、ねぇ。
まぁ、どうでも良いことよね。ボンカースは無事旅路に戻れた、それで良いわ。
何処からか足音が聞こえてくる。しかもかなりの数。
「目標発見！かかれーー！」
一際高い声が廊下に響く。
………これってまずいんじゃ。
『カービィを倒せ、か……』
私的にはメタナイトを始末しておきたいのだけれど。まぁ主様の命令だから仕方ないわ。
私は飛んでカービィを探した。
今の私の姿は、
悪魔のようなコウモリの羽に、
両目とも紅の瞳。
頰には何かしらの模様が刻まれている。
正直、今までの記憶がない。私は魔獣だったのだろうか。
それさえも、記憶に靄がかかっていて思い出せない。わかるのはカービィを守るフームやメタナイトの人物だけ。
ならば、カービィを始末する事だけを考えるのみ。私は飛行速度を上げた。
「良い天気ね。」
その頃フームは、川の側でのんびりとスケッチをしていた。
カービィは、気持ちよさそうに寝ている。
「あっ、折角描いた絵が……！」
「ぽよ？」
フームの大きな声で、カービィが目覚めた。
紙は破れどんどん二人の側から離れていく。
カービィが飛んで行く紙を追いかけて行くと、次の瞬間紙は炎に包まれ真っ黒コゲになった。
「ぽよ…！？」
カービィが顔を上げた途端、彼は遠くに吹き飛ばされる。
『奇襲成功……ね』
Aは目にも留まらぬ速さでカービィの後を追った。
「あれってもしかして………A！？
でも、また何で……」
フームはAが飛び去ったのを見過ごした後、急いで走り出した。
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ルア(プロフ) - ああ.......尊い...........最高｡:+((*´艸`))+:｡ (2021年4月10日 12時) (
レス) id: e424c5f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
巫零亜【フレア】(プロフ) - あぁ…恋愛甘々シーンの描写が上手いのと場面のチョイス最高っす… (2020年4月16日 0時) (レス) id: 258f8cb9be (このIDを非表示/違反報告)
真後ろのソース - あぁ…尊い…やばい、好き()よきかな。うんうん、よきだな。(何様やねん (2019年9月16日 17時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
Taruru(プロフ) - まひさん» コメントありがとうございます！ 激甘ですか……ご希望通りには出来ないと思いますが、出来るだけ甘くなるように書いてみますね！ リクエストありがとうございます！ (2018年4月4日 12時) (レス) id: c1df570a9b (このIDを非表示/違反報告)
まひ - なんて・・・尊い！！ この二人の激甘か゛すごくみたいです！ (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4418933e28 (このIDを非表示/違反報告)
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