あの子の力 ページ12
しばらくは時間も稼げた。もう避けながら進む必要もない。
私はロロロとラララのいる方向に飛び去った。
『フーム、ここに居たのね。』
フームの後ろ姿がふと見え、私は彼女と合流した。
どうやらロロロとラララは二人で一つだったらしい。
「もちろんさ。」
「一つにね！」
二人が魔獣に飛びかかった瞬間、私達も物陰から出る。
カタツムリ……あ、確かエスカルゴンだったわね。彼がカービィを捕まえようとしたが、フームが体当たりをして阻止してくれた。
その間に私は男の子のカービィを持つ。
……それにしてもこの子、愛らしいわね。軽いしぷにぷにしてる。別にこのままでも良いんじゃないかしら。
そんな事を思っていると、大王が何か言いかけたが魔獣が後ろから倒れてきて、大王は見事に下敷きになった。
「何が起こったかは分からないけど……二人共、行くわよ！」
そう二人に呼びかけ私達は屋上へと逃げる。ロロロとラララはカービィを先に戻す事を伝えた。
……まぁ、この子を戻すのが先決でしょうね。魔獣を倒せるものがいないもの。
「カービィ達をそこへ！」
そう言われ、フームと私はカービィを床に置く。置いた時に何故かこちらを振り向かれたけど、私は微笑んだだけだった。
「行くよ……せーのっ、それ！」
そうラララが掛け声をかけ杖でカービィをたたく。
……あれ痛くないのかしら？
すると二人のカービィはやがて一つに戻り、ロロロとラララは歓声をあげた。
戻すと同時に魔獣がやってくる。咄嗟にフームがカービィに吸い込みを呼びかけた。
カービィはあの時のように吸い込みを始める。何時見てもすごい吸引力ね……魔獣も押されてるわ。
カービィは杖を吸い込み、帽子を被った姿になった。やっぱり可愛いわね、あの子は。
「カービィも少しは成長したな。」
そう声が聞こえたと思い上を向くと、いつの間に来たのかメタナイトが大砲に立っていた。
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ルア(プロフ) - ああ.......尊い...........最高｡:+((*´艸`))+:｡ (2021年4月10日 12時) (
レス) id: e424c5f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
巫零亜【フレア】(プロフ) - あぁ…恋愛甘々シーンの描写が上手いのと場面のチョイス最高っす… (2020年4月16日 0時) (レス) id: 258f8cb9be (このIDを非表示/違反報告)
真後ろのソース - あぁ…尊い…やばい、好き()よきかな。うんうん、よきだな。(何様やねん (2019年9月16日 17時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
Taruru(プロフ) - まひさん» コメントありがとうございます！ 激甘ですか……ご希望通りには出来ないと思いますが、出来るだけ甘くなるように書いてみますね！ リクエストありがとうございます！ (2018年4月4日 12時) (レス) id: c1df570a9b (このIDを非表示/違反報告)
まひ - なんて・・・尊い！！ この二人の激甘か゛すごくみたいです！ (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4418933e28 (このIDを非表示/違反報告)
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