逃亡 ページ11
「よう、カービィ。今ここへ魔獣が……」
「あれ、何だよその絆創膏は。」
「それじゃあ吸い込みが……！」
あれは誰が貼ったのだろうか、彼の言うようにこのままでは吸い込みもままならないだろう。
遠くからエンジン音が聞こえる。
すると向こうから大王の戦車と共に、大きな二つの棒を持った魔獣が走ってやって来た。
「居たぞ、あいつゾイ！」
「あのピンクボールでゲス！」
「御意！」
そう言うとカービィに向かって走ってくる魔獣。
フームとブンの二人はロロロとラララが助けてくれた。
私はカービィを助け出すため走り出した、が。
一足遅かった。カービィは魔獣の棒で真っ二つに、
「キッタリ！」
切られてしまった。
「カービィ！」
「ほぉ〜、一人だけをキッタリするとああなるんでゲスか〜。」
すると戦車に乗っている二人は何を想像したのか苦い顔をした。
きっとそれぞれがキッタリされるとどうなるかを想像していたのだろう。
「キッタリハッタリ、もっとやれィ！カービィを徹底的に、細切れにするゾイ！」
キッタリハッタリがカービィに近づくと、二人はすかさず飛び出し
「させるもんですかっ！」
それぞれ二人は別に切られてしまったカービィを持ち、城へと逃げていく。
私は、その二人を追いかけて行った。
奴らは絶対ロロロとラララを捕まえようとするだろう。ならば、魔獣の足止め位は出来るやもしれない。
『おーっと、待ちなさい？』
私は魔獣の前に立ちはだかる。
『こっから先は通さないわよ。もし無理矢理通ろうものなら、その手、使い物にならないように切断してやるわ。』
「俺を倒すつもりか？」
目を細め魔獣はそう問いかける。
あら、喋れるのねこの魔獣。
『いいえ、そんなつもりは無いわ。でも、相手はして貰うわよ。』
そう言うと私は魔獣の目の前に来るように飛び上がった。
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ルア(プロフ) - ああ.......尊い...........最高｡:+((*´艸`))+:｡ (2021年4月10日 12時) (
レス) id: e424c5f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
巫零亜【フレア】(プロフ) - あぁ…恋愛甘々シーンの描写が上手いのと場面のチョイス最高っす… (2020年4月16日 0時) (レス) id: 258f8cb9be (このIDを非表示/違反報告)
真後ろのソース - あぁ…尊い…やばい、好き()よきかな。うんうん、よきだな。(何様やねん (2019年9月16日 17時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
Taruru(プロフ) - まひさん» コメントありがとうございます！ 激甘ですか……ご希望通りには出来ないと思いますが、出来るだけ甘くなるように書いてみますね！ リクエストありがとうございます！ (2018年4月4日 12時) (レス) id: c1df570a9b (このIDを非表示/違反報告)
まひ - なんて・・・尊い！！ この二人の激甘か゛すごくみたいです！ (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4418933e28 (このIDを非表示/違反報告)
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