バイト先がとてもホラー【FNaF】

Gifts ページ15

『これ……私のぬいぐるみ？
可愛い……！』

プレゼントの中身は、私の人形だった。そういえば、警備員室の机に似たような旧人形のチカも置かれてあった気がする。
………心なしか、人形に只ならぬ雰囲気を感じるのは気のせいだと信じたい。

パペット「今日はお店が定休日だからね、歓迎パーティーをする事にしたんだ！」

『じゃ、じゃあ、みんなが大騒ぎしていたのは…………』

トイボン「そう、僕らが準備してたからさ！」

明るく言うトイボニーの後ろで、不満気な顔をしている女の子達は、

………………お疲れ様。


同情の視線を向けたあと、周りの風景に目を向ける。
とても大きなケーキがそこにそびえている。黄色とピンク色のなんとも甘そうな色の三段ケーキだ。
フォクシーが笑顔でケーキをつまんでいる。


旧ボニ「おい、フォクシー。あんまり食べるなよ。」

びくっと動きを止めた彼は、バツが悪そうにその耳を下げた。
…………こういう細かい所はちゃんとあるんだなぁ。

シャドボン「まあ、彼らもちゃんとした機械だからね。」

『まぁ、それはわかってるんだけど………。』

シャドボン「まぁ、実体があるだけ良いじゃないか。僕は幽霊だから。」

あっ、影じゃなくて幽霊だったのか。でも、そうだとしたらなんでここに居るんだろうか？

シャドボン「キミは知らなくても大丈夫だよ。
この世には知らない方が良いものがあるんだよ…………今のところはね。」

曖昧な笑顔を浮かべてすうっと彼は消えていった。………なるほど、幽霊だなぁ。


トイフレ「ティア！ほら、マルゲリータいらないのかい？」

『えっ、あ、いる！』


トイフレディの声に呼ばれ、私はよろけ気味にみんなの所にかけていった。










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Everyone please stay in your seat.

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