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「どうすれば良いんだ」という疑問を抱きながら、その場に突っ立っていると、オスマンさんが口を開けた。
os「ほら、最近Aちゃん医務室におったし、今朝も寝過ごしとったから、久しく同じ空間でご飯食べてなかったやろ？やから、夕食は久しぶりに一緒に食べれるってグルッペンが勝手にふわついとっただけやで。Aちゃんも気にせず席付きな？」
「……そうなんだ…………」
言っていることは心底よく分からないが、取り敢えず席に着いた。全く、いまだにグルッペンという男の思考は読めないままだ。
しかし、それも「いつものことか」と片付け、僕はテーブルに置かれたナイフとフォークを手に取った。丁寧に切り分けた料理を口に運ぶと同時に、グルッペンくんの口も開いた。
gr「…A、明日は上手くいきそうか？」
「多分、大丈夫。勝率は大体"80"ってとこかな。」
ht「Aさんにしては微妙ですね。」
ひとらんくんの発言に、食事の手を止めて、「ふふ」と笑う。
「ん〜、そう？でもね、この"80"は、場合によっては"100"にも"1000"にも跳ね上がるよ。」
ht「……はぁ、成る程。」
ut「え、どういうこと？その"場合"ってのは、確定されたものやないの？」
「さあ？それは僕が知ったことではない。」
僕の発言により、さらに混乱している鬱先生を横目に、僕は食べる手を進めた。放っておくのもあれだが、実際、明日がどうなるかなんて、僕も知らないし、分からない。
分かるのは、"彼が居るかいないか"、それだけが勝敗を決める要因となることくらいだろうか。
kn「気難しいことは分からへんけど、Aさんは明日勝てると思っとるん？」
「それは勿論。どんな"場合"であっても、勝ってみせるさ。」
tn「Aにしては珍しく言い切ったな。」
心なしか、場の雰囲気が緩んだ気がした。そして、いつの間にか夕食を食べ終えていたグルッペンくんが、僕の背後におり、不気味ともとれる笑みを浮かべて耳元でこう言った。
gr「それでこそAだ。是非、お前に任せて正解だったと言わせてくれ。」
「…んふ、仰せのままに〜。」
そんな命令をされてしまえば、勝つしかない。いや、元からe国などに負ける気など一切なかったけれど。
シャオロンくんの前では、無理だと言ったけれど、目指すは、最終的な死傷者ゼロ…かな。
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しめじ(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！そして、最近更新が滞っており申し訳なく思います。しかし、完結までは必ず続けるつもりなので、それまで見てくださるととても嬉しいです…！ (12月11日 21時) (
レス) id: 095fd86269 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 更新嬉しいです。この話だけは続き見たいのでページ残してます。これからも頑張って。 (12月10日 21時) (レス) @page10 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しめじ | 作成日時：2023年11月26日 22時
