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sho「はー……、確かに便利やな。なんか、本当に軍入ったんやなって感じするわ！」
「まあ、ここ軍って感じあんまりしないしね。」
「さてと」と、用も済んだことだし帰ろうか、と思い立ち上がると、シャオロンくんは驚いた様子で僕を引き留めた。
sho「え、ちょ…、本当にこれ渡しにきただけなん…？」
「…えぇ？………それ以外に何か話すことあったっけ…？」
僕がそう言うと、シャオロンくんは唖然とした様子で僕を見る。僕もそれを見て首を傾げた。確かに、様子を見るために会いに行こうとは思ってはいたけれど、特に話しておきたいこともなかったし。
sho「嘘やろ……明日試験やって分かっとる？俺達、試験監督なんよ？」
「うん。でも、僕から特別話すことなんて……」
sho「いや、あるやろ！明日の動きとか、作戦とか……！明日、死者が出れば、俺達…我々国は現在は弱国と定義づけられているe国に負けたっていう表現になってまう。そうしたら、世界的地位も下がる。それが、どう言うことか分かっとるん？」
「いや、分かってるよ。でもさ、作戦の一つや二つあったところで、死傷者0は無理だと思うんだ。」
そう言っても、シャオロンくんは「いやでも」と抗議しようとしている。
sho「作戦はないよりあったほうが、圧倒的に被害を抑えやすいやん！」
「まあ、そうなんだけどね。でも、僕だってノープランってわけじゃないさ。ちゃんと"勝ち筋"はある。」
sho「………はぁ。Aさんって自由奔放なところありますよね。どことなく、グルッペン総統に似てるというか。もう、何言っても無駄やって悟ったわ。」
「褒められてんのかわかんないね。」
そう言って笑うと、シャオロンくんは目を見開いて「精神年齢まで…」と少しの勘違いを含んだような発言を溢した。それは聞かなかったこととして、僕は彼の部屋を後にした。
廊下を歩きながら窓の外を見ると、日は沈み、とっくに夕食の時間だった。僕は慌ただしく廊下を走って、食堂へと向かった。
gr「遅い。」
食堂の扉を開けて、最初に聞こえてきたのは、不機嫌そうなグルッペンくんの声だった。食器同士がぶつかる音が鳴る中で、グルッペンくんは僕に視線を向けた。
「ご、ごめん。少し、明日のことについて話してて。」
gr「別に謝罪しろとは言ってない。」
発言に反して、グルッペンくんはまだ不機嫌そうな態度を取る。
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しめじ(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！そして、最近更新が滞っており申し訳なく思います。しかし、完結までは必ず続けるつもりなので、それまで見てくださるととても嬉しいです…！ (12月11日 21時) (
レス) id: 095fd86269 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 更新嬉しいです。この話だけは続き見たいのでページ残してます。これからも頑張って。 (12月10日 21時) (レス) @page10 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しめじ | 作成日時：2023年11月26日 22時
