永遠の愛を誓って俺のために…

5度目 ページ5

R side


軽くちゅってキスをしただけなのにほんのりほっぺ赤くして涼のバカって言って、瑞稀はソファに戻ってクッションをぎゅっと抱き締めてるんだけどバカはどっち？


ドキドキして何かが飛ぶかと思ったけど何とか抑え出来た料理をテーブルに運んだ。


「 瑞稀できたよー 」


『 わーい、いただきます！ 』


テレビが面白かったのかさっきのことはなかったようにニコニコしてるんだけどドキドキしてるのは俺だけ？(笑)


俺も腹減ってたから勢い良くがっついた。


でも瑞稀は1回スプーンを持ったまま動かないでじーっとチャーハンを見詰めている。


瑞稀が嫌いな人参は入れてないけど他にも嫌いなものあったとか？！


「 瑞稀、食べないの…？ 」


『 りょお、あーんってして？ 』


出た、瑞稀のりょお呼び。


意識してんのか分かんないけど甘えたい時にはそう呼ぶからたまに理性やばい時あるよね、今みたいに上目遣いだと尚更に。


「 はいはい、あーん 」


俺は言われた通り食べさせてやると嬉しそうにするから俺も思わず頬が緩む。


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