永遠の愛を誓って俺のために…

33度目 ページ33

R side


「 ん、 」


朝アラームの音で目が覚めた。


腕の中に居る瑞稀は起きてはいるけど眠たいのかもぞもぞ毛布の中へ潜り込んでいる。


「 瑞稀起きて、ほらシャワー浴びないと 」


『 やだ、ねんむたい 』


眠たくて言葉もちゃんと喋れてない(笑)


「 もう、起きないと遅刻するよ？服買いに行くんじゃないの？ 」


『 んん、行く 』


今日は抱っこしないで自分でベッドから出てシャワーを浴びに行った。


その間に朝ごはんの準備して、今日は弁当でも作ろうかな。


ご飯の用意ができると瑞稀がシャワーを浴びて出てきたところだった。


『 頂きます 』


シャワーを浴びたのにご飯食べながらむにゃむにゃしてる、そんなに眠いの？


「 今日はめちゃくちゃ眠そうだね、寝れなかった？ 」


『 … 』


「 瑞稀？ 」


『 だって、はしもっちゃんがおでこにちゅうするからドキドキして眠れなかった…久しぶりにされたから、 』


視線を合わせずに照れてボソボソ言うもんだからこっちが照れてしまう。


「 ドキドキして寝れなかったんだ、可愛いなあ 」


照れたのも束の間で瑞稀が可愛くてニヤニヤしてくる。


『 もう、置いていくから 』


「 あ、瑞稀待ってよ〜 」


いつの間にか瑞稀は食べ終わって家を出ようとするから、片付けは帰ってきてからしようと急いで後を追いかけた。


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