チート

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A
｢あー、じゃ、私仕事行ってくるわ｣



零士
｢おー、｣



そういい、無駄に豪華な部屋を出た



零くんの手下の西田拓也くんに車を出してもらって仕事場に向かった




A
｢今日もありがとね。零、今日もキャバクラ行くって言ってたからお酒飲み過ぎないように見てちょうだい｣


拓也
｢あ、リョーカイです。｣




彼氏の零くんはキャバクラ依存性、


私もキャバ嬢だけど違う子がいいみたい…



これでもお店のトップやってるんだけどなーって、




拓也
｢なんか、今日は新しいお店行くみたいですよ｣




ドアを閉まる間際に拓也くんに言われたと思うとドアが閉まったと同時に車を走らせた




A
｢新しいお店か…｣



いつものようにお店の裏に回ると既に何人かがメイクをしたり今日のドレスを選んだりしていた



さき
｢Aさん！おはようございます！今日新しい子入ってますよ！！めっちゃ可愛い子なんですよ、Aさんには勝てないですけどね…｣


とオーナーの横にいた女の子に目線を向けた


私は興味なさげに｢ふーん｣とだけ返して自分の準備に取り掛かった




この業界では夕方でもその日初めてあったら
｢おはようございます」そーゆー決まり





自分のロッカーに荷物を投げ入れ衣装部屋から今日のドレスを選んでいると後ろにオーナーが来て



オーナー
｢新しい子、Aにつかせるからいつものようにお願いね｣



とだけ言ってて部屋から出ていってしまった



A
｢ダル｣


このお店のトップの私は新しい子の育成に当てられることが多くある




衣装を取ってフィッティングルームに向かう途中にさっきオーナーの隣にいた新しい子が近寄ってきた




莉乃
｢今日から入ります、新人の莉乃です！

未経験で何も出来ないですがよろしくお願いします！｣



なんだか隣で喋っていたけど面倒くさくて右から左に流した


A
｢はーい、よろしくー｣



ただでさえ時間ギリギリで出勤してるのにオーナーや莉乃？ちゃんに話しかけられてもうオープン寸前




今の私はドレスも来てないわメイクもしてない



急がなきゃ

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