Flower Garden８

萩花生誕祭５ ページ44

萩花は


変わらず私を想ってくれていた。




そして同じ様に苦しんでいた。





｢ずっと変わらず…今も伶菜を愛してる…｣




その言葉に涙で視界が歪んでいく。



勇気をくれた仲間と
そして萩花の想いを知り



私も、萩花への想いを全て伝えた。





この胸にしまっておいた気持ちに
再び触れる時がくるなんて思いもしなかった。





｢もう一度…萩の所へ戻ってきて欲しい…｣




そう言う萩花の声は震えていて
涙が頬を伝っていた。






｢もう二度と離さないと誓ってくれる？｣




愛しい萩花を見上げ
1番聞きたいことを聞いてみた。




そしたら


｢約束する。もう何があっても離さない。｣


と、うそ偽りない言葉がまっすぐに返ってきた。



それと同時に
強く抱きしめられた。





萩花の腕の中でさらに溢れ出した涙は
止まることなく流れていた。





こうして

再び動き出した2人の時計は
新たな日々を刻んでいく。








ーーーおまけーーー





こちらの帰り道では…






美央｢はい、萩花が今日伶菜を抱く。に1票!!｣



真波｢はい、2票〜｣



晴美｢え、待って、そんな復縁して速攻やっちゃう感じ？笑｣



真波｢いや、萩花だよ？…抱くでしょ。笑｣



美央｢伶菜だよ？…抱かれるでしょ。笑｣



晴美｢マジかー!!笑｣



希｢いやー、意外に萩花さんが躊躇って、伶菜さんの方がグイグイ行ってたり……｣



晴美｢ちょっと!!のんちゃんまで!!ダメダメっ!!｣



真波｢それ、案外ありえるかも…笑｣





なんて、会話が繰り広げられていたなんて

本人達は知らない…。







そして、



その2人がどうなったか、ということも







2人だけの秘密の話…







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