Flower Garden８

YURINO×MIYUU６ ページ27

ちゃぷん




そして今


『あとで』の為に張っておいた湯船に浸かり
後ろから抱きしめられている。



｢…………////｣



｢…なに？恥ずかしいの？さっき全部見たけど…笑｣





バシャッ

｢そっ、、そういう事言わなくていいのっ////｣



｢うわっ！！ちょ、、目に入った！！
もー！さっきの素直なMIYUUは何処にいったんだよー！｣




結局




事後は、いつも通りの2人に戻っていた。





まぁ、、





たまには






素直になるのも悪くないかな…。









たまには、ね。








ーーーおまけーーー






｢ね〜スダンナ？YURINOとMIYUUって2人きりになっても、あんな感じなの？｣



｢あー、、らしいよ？笑 まぁ、でもそんな所も含めて好きらしいけど。｣





手を繋いでスダンナの家に向かう2人の会話は
先ほど置いてきた2人の事だった。





｢へー。。まぁでも素直になるって難しいよねー。｣




｢私は平気だよ？好きな人には、ちゃんと好きって伝えられる。寂しい時は寂しいって言うし。｣




横目で夏恋を見つめニカッと笑うスダンナに
ギュッと心が掴まれる。





｢夏恋も、いつの間にか、そんなスダンナの素直さが移ってるよね〜。今まで好きな人には素直になれた事なんてなかったもん。｣





｢…………。｣




その言葉にスダンナが切ない表情を浮かべた。




｢……あ…、いや……その……｣




しまった、と焦る夏恋に




｢…はい、過去の話は無しー。
今は私だけの事考えていて？｣




そういって

夏恋の唇に人差し指を当てウインクした。





そう。

前に、過去の恋人の事をふと話してしまい
1度だけ大喧嘩した事があった。





でも今の反応を見て



あの頃の自分たちより

ずっとずっと絆が深まっていて

お互いを信頼し合っているのが分かった。





もう、ケンカにはならないんだろうな。






ヤキモチを妬くのも
ひとつの愛情表現なのかもしれないけれど



今の私達には
それを乗り越えた
さらに深い愛情でしっかりと繋がっている。





そんな関係になれた今


夏恋はスダンナを誰よりも愛していると


胸を張って言えるよ。







いつも


沢山の愛をありがとうスダンナ。





これからもよろしくね。






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