Flower Garden８

スダンナのデート前夜 ページ17

｢どうしよう…｣



そう言って隣で頭を抱えているのはアンナ。





｢いや、いまさら悩む事なんて何もないじゃん(笑)
思いっきりデート楽しんでおいでよ！｣



とYURINOが背中を押すも



｢ダメだ…明日、緊張して絶対喋れない。。ねぇ！何話せばいい？！｣



と焦っている。






いやいや…
夏恋相手に今さら何を緊張する事があるのか
と思っているのだが


本人からすると付き合ってから
初めて2人きりでのデートとなれば
緊張もするらしい。





それだけ相手を意識してるんだよね。








そしてこちらも…




ピコンッ


夏恋ねぇ!YURINO〜!!どうしよ!明日緊張する!!!



YURINOなんで笑 相手スダンナじゃん



夏恋だって2人きりだよ?!ねぇスダンナって何が好きなの?!




そんなもの本人に聞けよ。
と心の中でツッコミを入れた。

どうしてお互いYURINOを通すんだ…。




YURINO今さら2人きりも何も…笑 いつも通り夏恋は笑顔でいれば大丈夫。あとアンナの好きなものは、夏恋と、夏恋の好きな物全て。



夏恋えー?!絶対うそじゃん〜笑 そうだといいけど〜////





嘘じゃないよ。




｢え！…ねぇ、この曲！夏恋ちゃんが好きって言ってたやつじゃん！私も最近好きになって毎日聴いてるよー！〜〜♪｣




ほらね。

YURINOの部屋で流れる音楽ひとつにでも
夏恋と関連づけて
嬉しそうに話すアンナ。








YURINO本当だよ。明日好きなもの聞いてごらん?そんなに心配しなくてもアンナがきっと楽しませてくれるよ。




そう送ると、納得したのか
ありがとー！
とスタンプが送られてきた。





ごめんアンナ。

勝手にハードルあげて…笑







まぁ…
2人で居れば
どんな事も楽しいでしょ！







と真剣に明日のデートプランを考えている
アンナをみて微笑んでいた。









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