Flower Garden ６

猫派と犬派 ページ2

メンバーみんなで
ご飯を食べていた時の事




楓ちゃんが突然


「ねぇ、伶菜って…なんでそんな猫が好きなの？」


と聞いてきた。






「え？…なんで…って…？！」



と困惑気味に返事をすると



「楓はどっちかと言うと犬派なの。
猫って気まぐれじゃん！尻尾振って大好きー！ってまっすぐ愛情表現してくれるワンちゃんの方が可愛いじゃん？」



と言われた。



うーん。

なんで？って聞かれたのは初めてかも。
そんな事考えた事も無かったし。



なんで？


猫のどこが好きなのか？


と言うと…




「そーだなぁ……その、気ままな所？が好きかな。
むやみに寄って来ないし、寄っていっても離れるの。だけどね、気まぐれに寄ってきては耳元で喉をゴロゴロ鳴らしてくれたり、前足でフミフミしてくれたりねー。あとーー…」




「分かった分かった(笑)」




猫ちゃんを語り出すと止まらない私の話を
楓ちゃんが遮って笑う。




すると、楓ちゃんの隣に座っていた晴美が


「猫が喉ゴロゴロしたり足フミフミするのってどう言う意味があるのー？」


と会話に入ってきた。



ニヤリ
「『幸せ』のサインだよ♡猫ちゃん特有の愛情表現。慣れた人にしかしないんだよ〜！」




へぇー！そうなんだー！
懐いてるんだねー！
と皆が感心していると





さらに晴美が

「その、たま○○デレ期にやられてるんだね伶菜さんは…(笑)」



と言うと


「おいおい〜ツンデレに弱いのかよー！笑」

「やばい！振り回されたい願望ウケる！！笑」



と皆して私をからかってきた。




「うるっさいなー////
…あ、でも確かに、自由気ままな人を追いかけたくなるんだよね(笑)」






と自己分析結果にみんなで笑いあった。








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