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伶菜BIRTHDAY5 ページ49

ーーーピンポーンーーー


「……出ないよ?」

「…居ないんじゃない?」

「…いや、寝てるだけだ。たたき起こす!」






purururu……


purururu……


purururu……







「……………はい…」



「やっと出た!!伶菜!!起きて!!!
まなみおからプレゼントあるの!!!」



「おー…明日…もらおうかー……Zzz」



「おい!!起きろ!!!」






ガチャっ

「もー…わざわざ良いのにー……」




眠たそうに

目をこすりながらドアを開けた伶菜。









その瞬間

懐かしい香りがして、顔をパッと上げた。




目が覚めたなんてもんじゃない。





「しゅうかっ……」



顔を見た瞬間、涙が溢れた。



それは萩花も同じ。






「ごめっ……伶…菜………ごめん………」




「萩花っ……会いたかった……」





泣きながら抱きついた。









「萩花ー?謝ってばっかじゃないでしょー?早く言わないと日付け変わるぞー?」



と真波が声を掛けた。






「伶菜…お誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。
傍に居られなくても、ずっとずっと伶菜を想ってる。これからも隣に居させて下さい…」




身体を離して真っ直ぐに伶菜を見つめて

そう伝えた。




すると



「萩花のバカーっ。もうどこにも行かないで!
私を離したりしないで?」



「うん…。もう離さない…。」



「約束…だよ…?」



「うん。約束する。」






そう言って、ぎゅっと抱きしめた。




「伶菜…愛してる。」



「私も…////萩花愛してる。」




甘いキスを交わした2人。









の後ろで騒ぐ2人。



「ぎゃーーーー////////」


「ちょいちょーい!私ら居るんだけど!!!!」







「あ……////」


「忘れてた…////」






「おいっ!まぁ…邪魔者はこの辺で帰りますか♡」



「ですね♡後は2人で楽しい時間を過ごして下さい……♡」






幸せそうな2人をみてニヤニヤしながら

まなみおが静かにドアを閉めて帰って行った。








.

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Lee(プロフ) - glipさん» コメントありがとうございます!この2人私もめっちゃ好きです!萩花の引退悲しすぎて未だに引きづってますが…変わらずこの2人の話も書いていけたらなぁと思ってます。また良かったら読んで下さいねー! (2018年2月13日 22時) (レス) id: c22b2cd173 (このIDを非表示/違反報告)
glip(プロフ) - 毎回楽しみにしてます!わしゅうかめっちゃ好きです!これからも頑張ってください! (2018年2月13日 22時) (レス) id: cb61dc1f71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lee | 作成日時:2017年12月2日 23時

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