あいしてると言ってよかった１０ ページ42
そして
萩花が晴美の家にやってきた。
ーーーーピンポーンーーーー
がちゃ
「…ど…どうぞ////」
ドアを開けて萩花を招き入れると
突然、晴美を抱きしめた萩花。
「晴美…。本当は…今もずっと好きだよ。過去なんかじゃなくて。
もう、晴美への好きが溢れてどうしようもない。」
「…萩花さん……////」
「自信がなかった。Flowerも辞めて、会えなくなって…それでも晴美に好きでいてもらえる自信が…。
どれだけ萩が想っていても…届かないんじゃないかって。。」
すると
晴美がふわっと笑った。
「私は…ちょっと会えないくらいで、萩花さんを好きじゃなくなるような、ちっぽけな想いじゃないですよ！…どれだけ萩花さんを好きだと思ってるんですか！！！」
その言葉と笑顔につられて
萩花も笑った。
「バーカ…////…なぁ…晴美？」
「ん？」
「あいしてる////」
そう言って
晴美の唇を奪った。
ゆっくりと顔を離して目を開けると
クールで伏し目がちな萩花に胸が高鳴る晴美。
しかし次の瞬間
「ぷっ！！」
「……なっ、なんですか？！////」
「もー////恥ずかしいっっ！！！////」
そういって目いっぱい照れ笑いを浮かべる萩花。
「もー。萩花さん…その笑顔ずるいって////」
そういって今度は晴美が萩花にキスをした。
「なっ…////」
「やっと両思いになれたんだもん。
いいでしょー？////」
そういってニコニコする晴美は
もう一度優しくキスをした。
それに応える萩花もニコニコを通し越してニヤニヤしていた。
「とりあえず……萩花さん。
ここ玄関なんで、家に上がって下さい。笑」
「お邪魔します////」
あいしてると言ってよかった。
恋心の瞬間を繋いだ先に永遠あります様に。
寂しい冬が過ぎ去った後は
きっと
春が微笑むの。
.
あいしてると言ってよかった おまけ→←あいしてると言ってよかった９
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lee(プロフ) - glipさん» コメントありがとうございます！この２人私もめっちゃ好きです！萩花の引退悲しすぎて未だに引きづってますが…変わらずこの２人の話も書いていけたらなぁと思ってます。また良かったら読んで下さいねー！ (2018年2月13日 22時) (
レス) id: c22b2cd173 (このIDを非表示/違反報告)
glip(プロフ) - 毎回楽しみにしてます！わしゅうかめっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2018年2月13日 22時) (レス) id: cb61dc1f71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Lee | 作成日時：2017年12月2日 23時
