晴美リーダー論 ページ15
今日から
リハビリをかねてトレーニングを再開した萩花。
その情報を聞いて晴美も
時間を合わせてトレーニングする予定だった。
雪が降るまでは。
「寒いから萩花さんも遅れるかなーと思って〜」
とヘラヘラ笑っているのも晴美らしい。
「私が遅刻する訳無いじゃん。」
「…ですよね…笑」
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トレーニングを終えて、着替えながら
久々の晴美に、気になってた事を聞いてみた。
「なー晴美〜。リーダーなってみてどう？」
優しすぎる晴美は
自分の思いをちゃんと伝えているのだろうか？
皆の意見をまとめられるのか？
忘れ物してないのか？
もはや晴美の事となると
自分の事より心配事が多い。
しかし、返ってきた答えは
「自分も含めてですけど、一人一人意識の持ち方が変わりましたね。
お互い意見を出し合いつつ、全員でよく話し合って、納得いく答えを皆で考えるようになりました。
リーダーだから大変とかあまり感じないですよ！」
「…………。」
ほんの数ヶ月。
晴美が別人のようにしっかりしている。
「……萩花さん…？」
「…いや…あまりにもしっかり喋るからビックリして…。」
というと
「えー？ほんとにー？」
なんて言いながらまたヘラヘラした晴美に戻ってしまった。
しっかりした晴美に
どことなく寂しさを覚えながらも
リーダーとして新生を引っ張っていってくれている事に安心した萩花。
ご機嫌で荷物をまとめていると
「でもね、萩花さん……」
「んー？」
「…萩花さんいないと寂しいです…」
「……え？////」
「萩花さんにもっと会いたい////」
晴美の耳が真っ赤に染まっている。
そういう自分も、さっきから心臓がうるさい。
「ありがとう晴美////じゃぁ、晴美の為にもリハビリ頑張るよ////」
「ふふっ♡じゃぁ、また私も一緒にトレーニングしてもイイですか？////」
「…遅刻しなかったらなー。笑」
不器用な２人の関係も
少しずつ前に進んでいるみたい。
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Lee(プロフ) - glipさん» コメントありがとうございます！この２人私もめっちゃ好きです！萩花の引退悲しすぎて未だに引きづってますが…変わらずこの２人の話も書いていけたらなぁと思ってます。また良かったら読んで下さいねー！ (2018年2月13日 22時) (
レス) id: c22b2cd173 (このIDを非表示/違反報告)
glip(プロフ) - 毎回楽しみにしてます！わしゅうかめっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2018年2月13日 22時) (レス) id: cb61dc1f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lee | 作成日時：2017年12月2日 23時
