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くっそっ、なんなの、







ぜんっぜん手離してくれないんだけど!!!





私のバカな心臓なんか変に動いてるんでケド!!





○「ま、まこと」





慎「ん?」




○「手、離して、」





慎「やだ」




○「おいおい、」




慎「お前歩幅ちっせぇから」





○「んな、地味に悪口じゃん」




慎「知ってるし」




うん、ズキッときたぞおい、










○「か、かずにい!おはよ!」





久しぶりにかずにいの体調が良くなって





一緒に登校。





壱「大丈夫やった?一人で」




○「うん!慎がいたからよかった!」





壱「そっか、笑」





「かずま〜!!!!」





遠くから声が聞こえた





壱「え、」




察したよ、彼女さんだ、





その人は走ってこっちに来てて、




私邪魔なのかなって思ってしまう、







「かずま!おはよ〜!」





まるで私なんか居ないんじゃないかってくらい




かずにいを見て走ってくる。





ドンッ、





○「っ、いった、」




「かずまおはよう!」





嘘、なにこれ、





当たったのに無視、か。




結構ズキズキするし、






わざと当たった感じもするし。






壱「なぁ、」




「ん?」




私達を割り込んで入ってきた彼女さんに





睨むように壱馬が話しかける




壱「お前それは違うんちゃう?」

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作者名:じゅり | 作成日時:2017年8月17日 22時

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