刀剣女士 ごじゅう! ページ12
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翠「あー…くっそぉ!!」
三日月「落ち着け主、焦っていても策は思いつかないぞ」
翠「そうだけどよ…これだけ必死に動いても何も分からない。こんな状況じゃ冷静になんていられねぇよ…
三日月、お前は本当いつも余裕そうというかなんというか」
三日月「ほぉ…主にはそう見えているのだな」
三日月は自分の本体をカチャリと笑顔で前に突き出してきた。
三日月「俺が余裕そうに見えるか?」
翠「は、はは…」
いや前言撤回。
まずお前がキレたらこの本丸崩壊するわ。
俺の中で…いや、ここにいる全員の中で『三日月、怒らせちゃ駄目絶対』というスローガンが掲げられた。
さすがだラスボス。
三日月「まあ…こちらも早いうちに動かねばならんな」
石切丸「そうだね…」
俺達はどう動くべきか話し合っていた。
すると襖が開き、薬研が入ってきた。
翠「おおー、どうした?」
薬研「出陣部隊が帰ってきた」
今剣「岩融たちがかえってきたんですね!」
薬研「ああ…」
翠「?どうしたんだ」
薬研「ッ…とにかく大将、急いで手入れ部屋に来てくれ!」
翠「手入れ…部屋?」
長谷部「薬研どういう…まさか!」
長谷部の声でハッと気がついた。
それは三日月たちも同じようだ。
今剣「ッ…岩融!」
今剣が部屋を飛び出していった。
翠「行くぞ!」
長谷部「はっ!」
俺達も急いで手入れ部屋に向かう。
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翠「…また…か」
長谷部「その様ですね…」
手入れ部屋に入ってすぐ目に飛び込んできたのは、軽傷の乱、鶴丸、鯰尾、骨喰と中傷の一期と岩融だった。
今剣「岩融!だいじょうぶですか!?」
岩融「がっはっは!そんな顔をするな!」
豪快に笑って、今剣の頭をワシャワシャ撫でる岩融。
それを横目に、俺は隊長の一期の元へむかった。
一期「主殿…すみません。隊長でありながらこの様な」
翠「いいって!ところで…またか?」
一期「…はい、“検非違使”が現れました」
翠「…やっぱりか」
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火狩 - 終わりでも続きみたいです。時間があれば更新してほしいです (8月17日 15時) (レス) @page16 id: 1ca09d8d18 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 終わりなんですか...悲しいです.... (2022年3月22日 15時) (レス) @page16 id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
インマニエル - お、終わりにしないでくださいぃぃ!!続きがみ、見たいですぅぅ!! (2021年3月22日 16時) (レス) id: b8bed17887 (このIDを非表示/違反報告)
カナト - 私この話が大好きなので続きが楽しみです!何回も読み返すほどです(笑)更新楽しみにしています(*^^*)頑張ってください!気長に待たせていただきますね(*^^*) (2019年7月30日 0時) (レス) id: f191d1a880 (このIDを非表示/違反報告)
露っ子 - コメント失礼します。読んでて凄く面白かったです!私も刀剣女士のネタで書いていて、貴方みたいに上手く文で表したいと思いました!更新、頑張って下さい!待ってます! (2019年6月20日 20時) (レス) id: b611b0dcce (このIDを非表示/違反報告)
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