【刀剣乱舞】『長谷部ぇぇぇえ！！！！』歌仙「廊下を走るなぁぁぁあ！！！！」

刀剣女士　じゅうに！ ページ16

十七振り？一振り多いような…って、んなわけないかぁ〜。
　

というか、やっぱり粟田口って多いんだね。
　

粟田口で一番長く一緒ににいたのは…薬研かなぁ…。
　
　


『んじゃあ、二十数える。いーち、にー』
　
　


数え始めると、短刀くん達は「逃げろー」と口々に言いながら持ち前の機動で駆けていった。
　
　


『〜〜じゅーきゅ、にーじゅう……さぁて…』
　
　


　
“…大丈夫ですか？太刀なのに…”
　
　



さっき前田くんに言われた言葉がふと蘇る。
　


太刀だからって…舐めて貰っちゃあ困るなぁ…自分で言うのはあれだけど、以外と機動には自信あるんだよこれが。
　
　


なんでって？決まってるじゃんか。
　
　
　


　





永年長谷部と一緒にいたんだ。そりゃもう、追いかけっこの日々だったからねぇ。
　
　
　



『ちょっとばかし本気を出すか〜』
　
　


　
深呼吸をして、一気に地面を蹴った。
　

あ、そういえば僕まだ戦闘服のまんまじゃん。
　

え、寝るときはどうしてたのか？長谷部のジャージー借りてたに決まってるじゃん。
　
　

長谷部に言ったら、俺のを使えってジャージー差し出してきたんだよ！やっぱり長谷部かっこいい！！
　
　


そんなことを考えていると、畑の方に茶髪の短刀二人組を見つけた。
　
　




あれは…





　
『前田くん、平野くんみーっけ』

　
前田「！」

　
平野「なっ！」

　
『はいターッチ！つっかまえたっ！！』
　
　


まずは二人目〜、残り十四人かぁ…
　

まあ、気ままに行きましょーや。
　









　
前田「なんですか…あの機動っ」
　

平野「まるで…長谷部さんみたいですね」
　
　


駆けていった僕を後ろで二人がそう呟きながら見つめていたなんて知るよしもない…なんてことはなく、普通に聞こえてた←
　

あったりまえじゃん！！僕と長谷部は一心同体なんだから！！
　
　




さて…この調子でいきますか。
　




　
　
　
　

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