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”
「…………ぁ」
朝、何も感じずに目が覚めた
悲しいわけでもないし、特になんにも、感じない
あまり夢の内容は詳しく覚えていないが、不思議な夢を見ていたことは覚えている
でもよかった……怖い夢じゃなかった……
少なくとも怖い夢ではなかった、多分これはゾムのおかげだ
頭を左にしてみるとそこにはゾムがいびきを掻いて寝ている
「……かお、初めてみた……」
いつもゾムはパーカーのフードを深く被っていて瞳が影で見えない
しかし、寝ている間は被っていないようで美しい顔が顕になっている
ジーッと見つめると「んにゃんにゃ……」と口元を緩ませた
「……んふふ、ありがと……」
大きくて安心感のある体を強くギューッと抱きしめる
ゾムは気にすることなく気持ちよさそうに寝息を立てていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
zm/A「「おはよーございます！」」
食堂にドーンッと登場したのはご機嫌2人組
もうすでに座っている人たちは「朝から元気だな……」と保護者のように視線を向けた
久しぶりに十分に寝ることが出来たという感動
Aと一緒に寝られた上に抱きしめられたという感動
この2つの感情が合わさることによって朝から物凄い輝きを放っている
ut「おはよーA。良い夢見れたか？」
あくびをしながらやって来たのは大先生
どうやら心配してくれていたみたいでその問いに自信満々で「うん！」と答えてみせた
「いいゆめ…まではいかないけど、怖い夢じゃなかった！」
ut「ほんまか！良かったなぁ、今日はどこでも連れたったるわ」
「わーい！」
そして待ちに待った城下町散歩
もしかしたらこのおかげで少し気持ちが楽になって怖い夢から逃れられたのかも…
gr「む、出掛けるのか？」
「うん！城下町にいく！」
グルッペンがテーブルに肘を付いて納得行かないと言わんばかりに頬をふくらませる
gr「俺を誘わないとは……全く、城下町を一番良く知っているのは俺だゾ？」
「え、そうなの！？じゃあ案内やく！」
グルッペンも散歩に誘うと今度は満足そうに目を細める
今度は、そのやり取りを聞いた他の人達が周りに集まってきた
rbr「はぁ？そんなのずるいで！俺やってよく分かるわ！」
zm「俺もや！Aが喜ぶ所いっぱい知っとる！」
kn「そんなん言うたら俺のほうが役に立つわ！」
sha「……ま、俺連れてって後悔はないわな」
……あわわわ………？
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
