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(シャオロンside)
俺は、子供が嫌いや
キャーキャー喚くし、すぐ泣くし、あと謎にすばしっこい
(……うぇ……徹夜コースかぁ……？)
机の上の大量の書類の山に気が遠くなりながらも手を動かす
(追加でトントンに増やされた)
元々、子供は好き『だった』
……全て説明すると長くなるため手短に
あれは、まだこの国が小さい頃……
『シャオロンさま！』
『シャオロンさまだ！』
シャオロンは城下町に仕事に行くことが多かった
そのときに必ずくっついてきたのが、アオとアオイ
もう顔は覚えてないし、思い出したくもない
最初は面倒くさくて適当に撒いてたのだが、段々可愛く思えて仕事終わりに2人と遊んだりもした
アオ『シャオロンさま！お仕事がんばってる！』
アオイ『だからマッサージする！』
『お、ほんまかぁ？お願いするわ』
ちっこくてなぁ……ほんま、自分の子供のように可愛がってたわ
しかし、そんな平和な日々も束の間
ﾄﾞｰﾝｯ!!!!ﾄﾞｯｶﾞｰﾝ!!!!
『！』
敵国が国を攻めてきた
城下町に大きな爆弾を落とした
それからはあんまり覚えてない
必死過ぎたんだろう
でも
血を吐いて倒れている小さな子供を抱き上げたのは覚えてる
怯えた目で自分を見ていた
アオ『シャオ、ろ……ん……さ…ま………』
アオイ『…ﾋｭ……ﾊｯ……ﾋｭ………』
死が怖いと震えて自分の服を必死に掴んでいた
アオイはもう息をするのに精一杯で目はもう少しで閉じそうだ
体が動かないし、声も出なかった
……結局、自分は何をすることも出来ず目の前で死を看取った
そこからだ、トラウマというやつなのかもしれない
こんな小さな子供の命も守ることが出来ない自分が怖くなったのかもしれない
はたまた、八つ当たりなのかもしれない
子供が嫌いなんや
「……あーもうｯ！集中できひん！」
余計なことを考えるとそれで頭が一杯になってペンが進まなくなる
時計を見てみると時刻はもう深夜2時を回っていた
(……げ…お化けが出やすい時間やん……)
サーッと顔が青くなり、早く終わらせるべくペンをまた進ませた
しかしこの書類の山だと、朝まで終わりはしなさそうだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「んー……あぁ……」
集中して机に向かうこと30分、書類は1/3だけ終わらせた
1度グーッと伸びをする
ーーーーーーーー
もじすぅ……
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
