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”
??「踏み潰せそうや」
ギラリと鋭いナイフのような視線は、泣きそうになるぐらい怖かった
目の前の人は震えながら唇を噛む私を見て、面白そうに目を細め、舌舐めずりをしてみせた
??「俺が怖いか？…ｸﾊｯﾊｯﾊｯ!泣きそうな顔しとるもんなぁ」
??「『悪魔』も泣くんやな」
「ッ………」
駄目だ、泣いたら駄目だ、そう思う度に視界がうるうると歪んでいく
こ……わい……怖い………怖い人……も…いる……
zm「…あ、シャオロン！探したんや、で…ってA！？」
後ろから登場したのは驚いているゾム
ぺたんと座り込んだまま泣きそうになっている私にすぐ駆け寄ってくれた
zm「どうしたん？……シャオロンか？」
「………」ｺｸﾝ
どうやらこの男の人はシャオロンと言うらしい
ゾムがシャオロンをギロッと睨みつけると、シャオロンは舌打ちをして何処かへ行ってしまった
よ、良かった……ゾム……来てくれてよかった……
zm「大丈夫か？立てそうか？」
「ぞ、ゾム……シャオロン、悪い人…？」
ゾムが差し出した手を握り、立ち上がって聞いてみる
zm「そんな事ないで？本当は面白いやつなんやけど……」
zm「なんかなぁ？今不機嫌なんちゃう？」
繋いだ手はそのまま、自室まで送ってくれると言うゾム
お言葉に甘えて小さく頷いた
Aのこと……キライなのかな………
「…シャオロン、Aの事キライなの……？」
zm「んー…多分心の中ではAと仲良くしたいって思ってるはずやで」
zm「でもシャオロンは、仲良くなる方法がわからへんねん」
zm「不器用なだけやから、許したってや」
ニコッと明るい笑顔は、窓の外の日に照らされてより一層際立っていた
ほんとは、仲良くしたい……？
「…うん、許す」
zm「ほんまか！偉いなぁ！ええ子や！」
「んへへ……」
大きな手でワシャワシャと頭を撫でられ、気持ちがいい
zm「…シャオロンに何かされそうになったら、大声で助け呼ぶんやで？」
「あーい！」
zm「ん、ほら、部屋着いた」
いつの間にか部屋の前まで来ていた
ゾムのおかげで少しだけ気分が上がった
「じゃあな」と手をふるゾムに手を大きく振り返して、静かな自室に戻る
ﾎﾞﾌｯ
「………疲れたぁ………」
フカフカの枕に吸収された言葉は、重く、でも少し嬉しそうだった
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
