私たち結婚しました!!~SJ~ 2

78. ページ29

.

YS 『君にはこれがいい。』

　『..えっ?』


そう言って私にメガネをかけてくれるイェソンさん。


EH 『ほんとうだ〜ヒョン凄い!!ほら、A見て。』


鏡の中の自分を見る..
今まで色々見ていたけど、いまいちどれも私に合わなくて
でも、このイェソンさんが選んでくれたメガネは素敵で..。


　「..素敵です!!」

EH 『えっ..日本語?!』

　『すいません。』

YS 『謝る事じゃない。誰も使うななんて言ってないだろ?
自分の生まれた国の言葉なんだ。使いたいなら使えばいい。』

EH 『ちょ..待って!!Aって日本の人?!ヒョンは知ってたんですか?』

YS 『まあな..ほら、お前も..』


ウニョクさんにも私にしたようにメガネをかけてあげる、イェソンさん。


YS 『2人ともよく似合ってるぞ。』


2人で鏡を確認する。鏡に映っているウニョクさんは満面の笑みを浮かべている。
私達からメガネを受け取ると何処かに行ってしまったイェソンさん..


EH 『Aが日本の人なんて知らなかった..』

　『すいません..』

EH 『教えてくれればよかったのに〜。』

　『そうですよね!!すいません。』

YS 『だから謝る事はない..行くぞ。』


EH 『『えっ?』』


声が揃って、顔を見合わせてクスクス2人で笑う。


.......


-TM.side.-

オニュヒョンが出来る限りAヌナと一緒にいようって
言ってたので今日ヌナを誘ったら、撮影があったみたいで..


ON 『楽しかった?』

　『うん。あっ!!ちょっと待ってて。』


何かを思い出したヌナは玄関の方へ向かって行った..


MH 『A何持って来たの?』


ゲームをしながらヌナに聞くミノヒョン。


　『はい!!ジンギおっぱに..』

ON 『えっ?!僕に?』

　『うん..この間のお礼..』


オニュヒョンは何の事かわかっていないようで..


JH 『あれだろ?ソファーで寝た時の?』

KB 『A〜朝ごはんで充分なのに!!』


そう!!あの日僕らが起きたらヌナはいなくて
代わりに朝ごはんが用意してあっった。
ヌナの料理は凄く美味しくて..キーヒョンが拗ねていたっけ。

その場で開けないヒョン..
中身が気になる..のは僕だけではないようで。


MH 『開けてくださいよ。ヒョン。』

KB 『A何買ったの?』

TM 『気になる〜。』

ON 『後で見るね〜。ありがとう。』


立ち上がって自室に戻って行ったオニュヒョン。

ずるいな..ヒョン!!
あの時僕のベットを貸すんだった..

なんて..
何を考えているんだ僕は..

.

79.→←77.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す