第14話 気になる ページ14
西門side
最近気になる女の子がいる
三日月 A
凄く美人なわけでもないのに
見入ってしまうあいつの魅力は
一体何なんだろう
そう思っていると
Aが屋上に行くのが見えた
俺はこっそりあとを付けていくと
Aは途中のところで立ち止まって言った
A)見えてますよ、西門さん
え、バレてた
俺は仕方なく姿を現して
西門)ありゃりゃ、バレちゃった?
何してるの?
俺の質問にAは
手に持っている袋をあげて言った
A)お昼ですよ
よかったらご一緒にどうです?
そう言われ俺は
一緒に屋上に腰を下ろした
西門)へぇ、これ手作り?
毎日作ってるの?
俺は包みから出された
サンドウィッチを口に入れた
美味っ、俺が予想していた味を
はるかに超えていた
A)意外に美味しかったですか?
私、料理出来るんですよ
そう言って笑うAの顔に
俺は目を奪われていた
A)ん?あ!西門さん
ついてますよ
そう言ってAは
俺の口元についた卵をとった
西門)え、な、何してんだよ
俺はとっさに立ち上がった
Aがいると調子が狂う
どうしてだろう
だけどすごく心地がいい
いつもの俺じゃないみたい
こんな姿、他のやつに見られたら笑われるな
A)そう言えばどうして
西門さんは私服なんですか?
西門)んー、あんまり学校来ないし
いつも遊んでる。女の子と
そう言うとAは
クスッと笑い
A)学校もなかなか楽しいですよ
あ、やばい、授業始まるので
それじゃあ、
『チャリンっ…』
西門)あ、A!
なにか落としー…
俺は下に落ちたネックレスを見て
驚いた
A)あ、ごめん
ありがー
Aが受け取ろうとする手を
俺は掴んで言った
西門)どうしてこれをAが持ってるんだよ
それは類がいつもつけていた
ネックレスだった
A)預かってるんです、大切な人から
そう言って私はその場を後にした
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麗 - 今後の展開気になります。もう更新はされないのでしょうか? はじめて読んでとても好みなもので、、、 (2019年5月19日 19時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
真衣(プロフ) - 読んでみて好きになりました続きが気になります更新しないんですか。 (2018年11月18日 20時) (レス) id: 8a81daf0e7 (このIDを非表示/違反報告)
yuria眠り姫(プロフ) - 矮楼二号さん» 読んでいただいてありがとうございます!あ、本当ですか?私は和菓子屋さんのところで西門と呼んでいたのが印象に残っていたのでそう書いてしまいました(._.)また詳しく調べて変えさせてもらいますね !また感想もお待ちしてます! (2018年7月30日 22時) (レス) id: d7f4db0143 (このIDを非表示/違反報告)
矮楼二号(プロフ) - 初めまして、この作品を読ませて頂いてる者です。 類は総二郎のことを西門ではなく、総二郎と呼んでいたような気がするのですが… 勘違いだったらすみません… (2018年7月30日 17時) (レス) id: 3618a0892a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神姫 | 作成日時:2018年7月2日 18時