スタート地点…？ ページ9
前回新しく仲間ができました
「あなたの名前はなんと言うのですか？」
「え、えっと名前っていいます…」
「名前嬢か これからは俺の命に変えても守るぜ」
「名前様 何かあったらすぐに私たちをお呼びください」
「え、えーと… あはは…汗」
な、なんかすごいことになっちゃったような…
そんなにかしこまらなくてもいいのに
「おい、名前 いったいお前なにしたんだ？」
ロシーは状況についていけずポカーンとしていた
私も急展開過ぎて混乱してるんだけど…
「…名前嬢
さっきからいるがその男は何なんだ？」
黒夜は再び牙を剥き出して警戒心丸出しだ
「あ、そう言えば紹介してなかったね！
この人はドンキホーテ・ロシナンテっていって
私と一緒にこれから旅をするところなの」
「よろしくな黒夜」
そういってロシナンテは黒夜を撫でようと手を伸ばした…が
がぶっ
「い、痛ってー！！」
「ふん、俺に気安く触ろうとしてんじゃねえよ
俺に触れていい人間は名前嬢だけだ」
「て、てめー！」
「ははは…」
これは前途多難かもなー
私は遠い目をせずにはいられなかった
「名前様、さっきこれから旅をするとおっしゃっていましたがそれはいったい…？」
「あ、えっと
実は私たち船が無くて海を渡れないの
せめて小舟さえあれば隣の島までは渡れるのに…」
「それなら私たちが乗ってきた船がありますよ
名前様とあの男くらいなら乗れる大きさです」
「え！ほんと！？」
はい！とにこやかに言う白夜に私は感動を押さえきれなかった
ああ…！神様！ さっきは恨んでごめんなさい！
彼らと会わせてくれてありがとうございます…！
「白夜ー！！ ありがとー！」
私はたまらず白夜に抱きついた
もふもふだー♪
「ふふ 名前様ったら くすぐったいですよ」
「こら、白夜！何名前嬢に抱きつかれてんだ！ 名前嬢！俺に抱きついていいぞ！」
「お前はどさくさに紛れて何いってんだよ！」
ぎゃー ぎゃー
「男どもはうるさいですねー さ、名前様こっちです」
「う、うん」
白夜のあとをついて行くと視界が開けて浜辺に出た
そこには一隻の小舟が止まっている
確かに私たちも乗れそうだ
「やっとこの島から出られる…！」
「とりあえず隣の島まで行ってからこの先のことは考えるか」
「そうだね…(くらっ…あれ？」
なんか…視界が、暗く…
「お、おい！名前！名前！」
「名前嬢！」
みんなの焦っている顔を最後に
私の意識はシャットダウンした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りっちゃんナウ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！ 是非麦わら海賊団とかと絡ませてほしいです！！ 更新頑張ってくださいぃぃぃぃ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: e9d2eacd49 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ゆーじさん» コメントありがとうございます！ そこまでいってもらえるなんて…！ とても嬉しいです！ ありがとうございます！！ (2017年2月7日 20時) (レス) id: c8f4272985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - おじゃましまーす、ゆーじです！シャンクスよくよくプロポーズしなかった、偉いぞ！！夢ローが目標持ってこうやって生きて大人になるんだと思ったら、自分泣きそうになったよー！！応援★何回も押したら投票済みとか冷たい！！３回位押せるシステムにならないかなあ！？ (2017年2月2日 17時) (レス) id: f6a5d4b00c (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ (2017年1月24日 3時) (レス) id: a136fc5c45 (このIDを非表示/違反報告)
夏姫 - ９６犬さん» 有難う('ω')ノ (2017年1月9日 18時) (レス) id: c2f2af25dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HARU | 作成日時：2016年9月8日 20時
