やっと着いた ページ1
辿り着いたのは、ヒロトが地図で見つけた大型ショッピングモール。
もう見た目から広いのが伝わってきてて、迷子になること確定って言っているようなもん。
そこにヒロトはずかずかと入って行く。
『ちょ……ヒロト！』
私が怖気付いている間にも、ヒロトはどんどん先へ行ってしまって、少しでも目を離したりでもすれば見失ってしまいそうだ。
私は人を掻き分けて前へと進もうとする。
しかし全くもって進めないのが現状だ。
『人多い…』
この間の遊園地よりもひどい混み具合だ。こんな中で迷子になったりでもすれば…想像できる未来は唯一つ。
____帰れない。だ
そんな事になったらどうしよう。
どうにかしてこのショッピングモールから出ても、帰り道すらも分からないんだった。
『本当に帰れないじゃん！』
私が更に慌てていると、近くで誰かの泣く声が聞こえてきた。
『…子供？どこ……あぁ』
エスカレーターの近くに、小さな男の子を見つけた。
周囲には、親らしい人は見当たらない。
私だってすでに迷子になり掛けてるんだけど…でも、見て見ぬ振りはできない。
『…どうしたの？』
私は男の子と目線を合わせ、話しかける。
「……ママと、パパ…いなくなっちゃって…僕、ひと…り」
『そっか。私が一緒に探してあげる』
言葉につまりながらも返事をしてくれたその子を抱き上げ、見晴らしのいいところと取り敢えず迷子センターを探すため、近くのエスカレーターに乗って二階へ上がった。
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アルヘナ - 更新できてなくてすみません！進学し生活が安定してないので、安定してきたら更新再開します! (2019年4月12日 13時) (
レス) id: b4401219f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミティア - イナイレの彼らにあんな事やこんな事面白かったです。お疲れ様でした！ (2019年4月10日 21時) (レス) id: a8c24a5fe9 (このIDを非表示/違反報告)
アルヘナ - 純愛大好きさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月31日 4時) (レス) id: b4401219f2 (このIDを非表示/違反報告)
アルヘナ - 灰崎ヒロト(元.吉良晴矢)さん» シチュいただきました！ (2019年3月31日 4時) (レス) id: b4401219f2 (このIDを非表示/違反報告)
純愛大好き - こんばんわ！純愛大好きです！イナイレの彼奴らにあんな事やこんな事も見させていただいています！イナイレの小説で一番アルヘナさんが好きです！個性的な名前なので覚えてくださると嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年3月28日 22時) (レス) id: f584b2ae42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルヘナ | 作成日時：2019年2月27日 12時
