六時限目 ページ8
『＿…ハァハァ』
光「おまっ…ハァ…早すぎ……」
『なぜ早く教えてくれなかったのだ！光少年！』
光「これでも早い方だろ」
はぁーーーっと長いため息をつかれる。
光「お前どんだけ先生のこと好きなんだよ」
『仕方ないじゃん、先生がかっこいいのが悪い』
先生のいいところを延々としゃべり倒しているとあっという間に理科準備室についた。
お気付きの方もいらっしゃるのではないだろうか。
そう、我らは＿＿
光「柚木先生？あーいた」
れっきとした天文部員なのである！
……かと言って部員はせいぜい5人かその辺。
しかもそのうち3人は幽霊部員みたいなもので1ヶ月に来るか来ないか。
ちゃあんとした部員は光と私の二人だけである。
『ほんっと皆なんで来ないんでしょうねえ？』
ぷんすか怒ってると柚木先生が苦笑する。
普「いやあ。特にこれといった活動もしてないしなぁ」
『でも夏休みと冬休みは天体観測しますよね⁈』
普「まァ夜の学校なんて来たくないでしょ。少なくとも俺は来ない」
光「そーゆーもんなんですか？」
『ほんっと最近の若者はよわっちーのなんのって』
お前はババアか、とデコピンをされる。
普「お前らほんっと仲良いよネー？」
ニヤリと先生が笑う。
『違いますよ！！！』 光「断じてそれはねぇっす！」
普「…っふははは」
『なんで真似すんの』
光「してねーよ」
柚木先生が「夫婦漫才みたい」とめちゃくちゃ爆笑してる。
笑うたび先生のこめかみから汗が滴り落ちていた。
たしかにこの部屋は快適とは言えない。(我が家には劣るが)
光「先生、笑いすぎっすよ。汗もでてるし」
普「あー俺ケッコー汗っかき」
『え！そうなんですか！』
普「これの裏に熱が溜まってさァ、ココも冷房あんまり機能してないし」
と、自分の前髪をブラブラする。
確かに汗だくの前髪は額に張り付いていた。
あ、いいこと考えた。
『先生、ちょっと動かないでください。』
普「？」
私はポケットからヘアゴムを取り出し、先生の前髪の束をもつ。
普「え？汗気持ち悪くない？」
『先生の汗なんてどーってことないですよ』
前髪だけでは毛量が少ないのでその周りの髪も一緒に束ねる。
・
・
『＿＿…よっし。できた』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
文字数ぅ〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
柚木先生の教科書
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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花っち�� - 幸さん» それって星が綺麗ですね、の意味ですよね？ (2019年11月1日 20時) (
レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
幸 - 貴方は私の気持ちは分からない (2019年10月24日 21時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - おお?光くんその言葉はどういう意味ですかな??ニヤニヤ(八時限目) (2019年10月18日 14時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 美々魅さん» はわあああ！有難うございます、頑張りマス！ (2019年9月25日 23時) (レス) id: 191a8a8141 (このIDを非表示/違反報告)
美々魅 - ラッキーアイテムは柚木先生の白衣…いや、めちゃんこ欲しい！貰えたら家宝にするわ←あ、あと面白かったです！更新気長に待ってますね (2019年9月24日 1時) (レス) id: 9c11ddef61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2019年9月16日 2時
