さんじゅうに ページ16
どすん
と、目の前に大量の本が積み上げられる。
ナニコレ…
ここは放課後の図書室、そして目の前にいるのはあの金髪ピアス野郎。
放課後だから野球部の掛け声がうるさい。ここの図書館はなぜか窓が校庭側だ。
あとで司に消してもらわなくちゃ。
いけない。目の前のことに集中しよう。
ちらっと少年の方を見やると
教科書や分厚い本たちを並べ終わった少年はふう、と息をついて教科書を開いていた。
光「人みてねぇでさっさとノート開けよ」
私の視線に気づいたのか、そういってこちらを見る。
『あ、は、ハイ』
思わずカタコトになってしまった。
何でこんなことになったんだっけ。
_時を遡ること数時間前
それは今日の一時限目の終わり、丁度休み時間におきた話
園「Aって源クンの事好きなの?」
『はぁ?!なんで』
ありゃ図星?と園子がニヤつく。
いやいやいやいや。図星でもなんでもありません。源少年のことなんか大っ嫌いです。ご冗談はよしてください。ていうかいきなり何ですか、怖いです。
そう口を尖らせるとまたまたァと、まあ盛大にニヤつかれるものでこちらもなんだかイライラしてくる。
園「源クンが話しかけた時、あんためちゃくちゃ動揺してたじゃない、それに顔が_」
『顔が?』
園「真っ赤っかで、クスクス…ほんと、そりゃあもう腹筋割れたわよ」
『え…』
真っ赤、いや怒ってたからじゃない?
園「いや、あれは照れてるね、絶対」
神に誓う、と言うもんだから本当にそうなのかも、しれない。
『そ、そうかもしれないけど、園子はソレ聞いてどうしたいのさ。』
まさか広めるんデスカ。鬼畜ですよ。
そんな私の視線を無視して、園子がおもむろに席を離れる。トイレに行くのかな。視線を園子に合わせる。
『お』
視線の先には、園子と源少年がいた。
すると園子が少年の耳元でなにか話し始めた。
少年がコクっと頷いたのが見える。
え、ナニナニ
ぼぅっと園子を見ているといつの間にか園子は帰ってきた。
『ナニ話したの。』
少し興奮気味の園子に問う。
園「よかったわね!この偉大なる園子様のおかげで」
『はい?』
偉大なる園子様が、源クンが、と囁く。
”今日の放課後、図書室で勉強教えてくれるって”
_______
うぅぅ…どんどん夢主ちゃんが人間っぽくなっていく……
じつを言うと作者はサイコな夢主ちゃんの方が好きでs ((殴
- 金 運: ★☆☆☆☆
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光くんぅぅぅ!!!! - 光くん落ちがいいです!司くんはそれを止めてまた記憶を消そうとするんですけど普が止める!った感じでよろしくお願いします! (2022年12月28日 20時) (レス) @page18 id: 0107ced45a (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - え! 終わり? (2020年6月17日 19時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
ほし - 面白いです!私は司くん落ちがいいです!ミツバ君やシジマさんを出したらどうでしょうか?更新頑張ってくださいね! (2020年2月29日 10時) (レス) id: 7b589a1d63 (このIDを非表示/違反報告)
mahiro - ぐはぁぁ!夢小説凄く面白いです!私的には、司君落ちが、いい、です。ワガママ言ってすいません!更新頑張って下さい。待っています! (2019年12月24日 17時) (レス) id: ba7c98e06b (このIDを非表示/違反報告)
紅藍泉(サブ垢)(プロフ) - haruさん» いえいえ〜!でもこれからも気をつけた方がいいですよ!強く言ってくる方もいらっしゃるので! (2019年9月6日 16時) (レス) id: 683fdc4528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru | 作成日時:2019年9月5日 0時