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「おうおうおうAちゃんよォ。」
「絡み方輩すぎる…」
「飯それだけとか舐めてる？小食なんでとかそう言うこと言うんちゃうやろな？」
「何言ってるんですか腹一杯食べたいに決まってるでしょ。金欠です。」
わざわざこちらへ歩いてきただるまさんはわざとらしく私の顔を覗き込むと器用に片方の眉を上げて突っかかって来る。一体どこの輩だ、全く。
「割とバイト入ってるのに金ないのなんなん？」
「大学生、一人暮らし女ですよ？金なんてすぐ飛んできます。」
「そういうもん？」
「そういうもんです。」
勤務時間中であるというのにこんなところで私と喋っていても良いのだろうか。まあこんな場所にあるしかも個人営業のコンビニなんて入ろうとする人間の方が少ないか。だからこんなところで私と油を売っていたってそもそも仕事がないのだから何も支障はでないのだろう。話がひと段落すると彼もバニさんと同じく出て行った。すると入れ違いになるようにしてまたバニさんが戻って来る。
「はいこれ、食べな。」
「いいんですか？」
「いーよ。」
テーブルに置かれたのは鮭のおにぎりとチョコレートのお菓子、私の好きな紅茶。目の前に並ぶ食べ物に目を輝かせていれば後を追いかけるようにして入って来ただるまさんはレジ横に並んでいるホットスナックであるアメリカンドックとチキンを置いてくれた。
「俺もやるわ。」
「やった、あざます。」
思わず零れた笑みをそのまま、2人に顔を向ければ彼らは眉を寄せて笑う。それから伸びて来た達磨さんの手が雑に私の頭を撫でて行った。このコンビニで働くメンバーの中で私は年下の部類に入る。だから彼らに可愛がられている自覚は若干ある。その分過保護だと感じることもなくはないけど。
「次見つけたら今度はありさんに言うわ。」
「あ、それはずるい。」
「じゃあちゃんと食べて。」
「…善処します。」
ありさん、バイトメンバーは彼のことをありさかと呼ぶその人はこのコンビニへやって来る運送業者の人。とは言ってもオーナーとは親しい間柄の彼、職場である運送業者はこの近くにあるようでは暇さえあればコンビニのイートインスペースに来るような少し変わった人。否ここで働く人にまともな人がいるのかと問われれば素直には頷けないところではある。そんなありさんは凄く優しい反面、親元を離れている私にとってはもはや母のような存在で何かと小言を言われるのだ。ありさんのことは大好きだけど色々言われるのは御免だ。
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お茶呑み星人(プロフ) - nrちゃんの目からハイライト消えた姿になるのてぇてぇです、ありがてぇです。おじさんどうなっちゃうのかなわくわくすっぞ！ (5月7日 13時) (
レス) @page22 id: f23fab1da2 (このIDを非表示/違反報告)
ばおばぶ(プロフ) - いつもウキウキで読ませていただいております！(大好きです！)最後に最推しが！！出たので驚愕歓喜でクソデカ感情抱えながら大の字になっちゃいました！！！ありがとうございます:(っ ;ᾥ; c): (3月8日 21時) (レス) @page18 id: 5e815c05a6 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 凄い好きです！！！！更新待ってます🥂✨ (2月11日 23時) (レス) @page16 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
宝石 - とっても面白くて大好きです!更新ふぁいとです！ (1月25日 19時) (レス) id: 81d1859980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるた。 | 作成日時：2023年11月13日 0時
