psycho [TOP4] (ページ28)

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「ガッチさん、地下室って開いてる？」

「開いてると思うよ。」

「おい、行くぞ。」

「え、」

「なに考えてんだよ、お前。」

丁度戻ってきた牛沢さんがキヨさんに尋ねた。

レトルトさんは相変わらず興味がないみたい。

「こいつ連れて特訓してくる。」

「は？女相手に何考えてんの？」

確かに、そうなるだろう。

私は心臓刺されたくらいで死ぬような体のつくりはしてないからどんなことがあっても大丈夫だとは思うけど。

けどそんなこと彼らが知るわけないし、私もわざわざ言わない。

「いいじゃん、だってここに居座る前に約束したしょ？

俺らのこと口外したら殺すって。てことは、いつ死んでもいいって思ってるってことだろ。」

かなり無茶な言い分のような気もするけど。

というか私は死んでもいいと思ってる、というよりかわら死ねないから大丈夫だって意味も含めて答えたんだけど。

「お前、自分がイカれた発言してんの分かってる？」

「ん？何が。」

素でこれ言っるのか、すごいな。

「いいですよ、牛沢さん。私行きますから。」

「こいつ頭おかしいから下手したら本当に死ぬぞ。」

「大丈夫です。」

「ほら、こいつがいいならいいんだろ？」

「…危なくなったら止めるからな。」

「よっしゃ、早く行くぞ！」