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将来のことを考えても、大邱のライブハウスでバイトした経歴よりも、big hitでバイトした経歴があった方が聞こえもいいだろうし。
それに、この町は狭い。お前に当たりの強い人も多いし。生きづらいだろ？
だから頼む。俺と来てくれ。」
「...本当ですか？嘘じゃ、ないの？俺は本当にソウルに行けるの？」
「ああ。」
「本当に？ユンギヒョンと、離れなくていいの？また一緒にいられるの？」
「そうだよ、だから来て欲しいんだけど？」
「...うぅっ。」
遂にAは泣き出した。ユンギが話している内容が全て事実であること、そして、彼が自分のことを考え、見捨てずに連れていこうと決めてくれた優しさを、Aはユンギから感じられたのだった。
「ユンギヒョン、俺、何日も前から覚悟を決めてたんですよ？これからは1人で生きていくんだって。
だから、今、本当にびっくりしてて。...でも嬉しいです。」
「……！じゃあ……！」
「俺、行きたいです、ユンギヒョンと一緒にソウルに...！」
Aはユンギに勢いよく抱きつくと、優しく抱きとめられた。ユンギならどんなに勢いよく抱きついても受け止めてくれると分かっていた。
「はぁーーーー、よかった。」
「ありがとうございます、ユンギヒョン。ｸﾞｽｯ、本当に大好き...!」
「ふっ、また泣いてる。ほんとお前は泣き虫なうさぎだな？」
「泣き虫じゃないです！本当に嬉しいから泣いてるだけで...。」
涙が零れ続けるAの目元を、ユンギは自分の親指で拭った。
Aにとって、ユンギは初めて心の底から身を任せられる人間だった。涙を拭ってくれる、ユンギという存在と出会ってから、Aが涙脆くなったのは事実だった。
「本当にいいのか？」
「はい。もう決めました。...きっと俺は、慣れない環境に戸惑って苦しむこともあると思います。でも、俺はユンギヒョンが居てくれたら何があっても平気です。ヒョン、もし俺が落ち込んでたら慰めてくださいね。ヒョンが、俺を連れていく責任を取って。」
「誓うよ、Aは必ず俺が守る。」
だって俺も、お前が大好きだから。
ユンギがそう口に出すことはなかった。
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
