(stage 0.5) ページ37
Aside
ユンギヒョンは2次審査に合格すると、上京への準備も同時に始めた。
まずはご両親の説得。ヒョンのご両親は、ヒョンが音楽の道に進むのをよく思っていないようで、すごく揉めたと聞いた。でも、渋々了解してもらったみたいだ。ヒョンは少し落ち込んでいた。(俺は「いつか分かって貰える時が絶対に来ます。」とヒョンに伝えることしか出来なかった...。)
荷造りは思ったより楽だったみたい。ただ1つ、ヒョンが俺の家に置いていたパジャマやヘッドフォンが1つずつ無くなっていくのを見るのは辛かった。...慣れていかないとね。いちいち悲しんでたら前に進めない。
ライブハウスのバイトを辞めなければいけないことも店長に報告した。ヒョンがそこで入っていた音楽グループも抜けなければいけなかったから、少し.....結構揉めていた。
でも、やっぱりみんなは優しくて「ユンギさよならコンサート」なるものをやることが決定した。
俺はこのユンギヒョンの大邱でのラストライブをどうしても成功させたくて店長に相談した。
「店長、ユンギヒョンのラストライブ、お客さん沢山呼びたいんですけど、何かいい方法ありませんか？」
「ユンギのファンは当然来るだろうが、知らない奴はあんまし来ねえだろうな...。あ、1つだけいい方法思いついたぞ！しかも、お前しか出来ない方法をな！」
「何ですか！？教えてください！！」
結果的に、俺は後悔した。この時、断っていたら本当に良かったんだ...。
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
「ぴょんぴょん！そこのお兄さんとお姉さん！あそこのライブハウスでラップ見ていかない❤？？」
助けて下さいユンギヒョン。俺は絶賛黒歴史製造中です。
店長が思いついた案は、よろしくなかった(断言)。
その案とは所謂客引き。看板を持って「見ていってください！」と叫ぶだけなら別にいい。けど、店長の提案した客引きとは...。
「A、このうさ耳カチューシャとうさぎの尻尾付けて客引きしてこい。」
「店長？」
「お前、面はいいからな。可愛く『見てって❤』って言っとけば男も女も『分かりました❤うしゃぎしゃん❤』つって自然と客が集まるだろ。人間は単純だからな。」
「無理です恥ずかしすぎます！！それに、俺のうさぎ姿(？)を見てライブに来ようと思う人なんていませんよ。そんな方法で人は集まらないと俺は思います！！！」
「確かにな...。」
よ、よかった店長も目を覚ましてくれた...!
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
