stage 6 ページ34
2010年 10月
Aside
ヒョンと出会って1年の月日が流れた。
たかが1年間、されど1年間。この1年間を、俺は一生忘れないだろう。
あの日、俺がヒョンに俺の過去と俺の気持ちを伝えた日、ヒョンはオーディションを受けると泣きながら約束してくれた。
「分かった。オーディション受けるよ。受けて絶対に合格してやるさ。
でも一つ約束してくれ。もう今日みたいなことは二度と起こさないって。...一緒に警察にでも相談しに行こう。借金だってお前のものじゃないじゃないか。お前が傷つかなきゃいけない理由なんて元から一つもないんだよ。俺がいない所で、1人で泣いて欲しくない。それが約束出来ないなら俺は行けない...！」
これがヒョンとの約束。この約束を守るために、俺は今まで頼ることを避けていた警察に助けを求めた。
それからは忙しかった。事情聴取に、家宅捜索、あと、よく分からない書類に沢山目を通して署名した。
その書類が通れば、俺は幾分か自由になれるらしい。今は結果を待つのみだ。....通るといいな。
ユンギヒョンは、オーディションの準備で忙しそうにしてる。
それでも、俺との時間を作ってくれた。
前より高頻度で、バイトがない日でもうちに泊まりに来てくれている。
ヒョンと一緒にいれて嬉しい。けど、ヒョンが居なくなった後一層寂しくなりそうで、ちょっと複雑な気持ちだ。
「Aーーーー、腹減った、なんか作ってくれーー。」
深夜2時、ユンギヒョンは机に齧りついて曲を書いていた。
「ヒョン、食べるのもいいですけど、こんな時間まで起きてお腹空かせてないで、寝たらどうなんですか？」
「お前だって、起きてんじゃねえか。」
「俺はお腹空かないからいいんです。(それに、ヒョンと少しでも一緒にいたいし...。)ヒョン、気を張りすぎると体調壊しちゃいますよ？」
「でも来週最終オーディションだぜ？ここで受かんなかったら俺は何のためにお前と....。」
「もうヒョン、俺の事気にしすぎ！嬉しいですけど、俺以前にヒョンの将来のためのオーディションでしょ？ヒョンが体調壊しちゃったら元も子もないよ...。」
「んな事分かってんだよ、でも、、、、、俺は結構緊張するタイプなんだよ！！！！」
「だったら寝てコンディション整えた方が断絶いいですって！ほら、布団行きますよ！！俺だって本当は眠いんですから！」
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
