【SG×男主】ミルクと砂糖が溶け合うまで１

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Aside



ヒョン、俺のために泣いてくれてるの？



「ヒョン...。」


ユンギヒョンは布団の中で話し始めた。


「お前は、、、頑張ってたんだな。誰にも見られないところで耐えてたんだな。....知らなかった。Aは俺の前では笑ってばかりだから...。お前のこと分かってるつもりだったけど、俺は全然知らなかった、、、、気づけなかったんだな。」

「なあ、どうして俺に言ってくれなかったんだよ。俺の事を、、、、そんなに思ってくれているなら、何で俺には話してみようって思わなかったんだよ。...俺は悔しい。今になって知って、俺はお前の為に何にも出来なかった....！」


布団の中から聞こえるくぐもった声は、怒りや悲しみや後悔や、色々な感情が込められているように感じた。

ヒョンをそんな気持ちにさせて申し訳ない気持ちもした。でも......





正直すごくうれしい。やっぱり俺、ヒョンのこと大好きだ。

自分のことを誰かに、いや、ユンギヒョンにこんなに思ってもらっていると知っているだけで、これから生きていける自信がある。....たとえ、また一人ぼっちになっても。





「ヒョン、顔見たいです。出てきてくれませんか？」


「無理だ。」


「......ありがとうございます。ユンギヒョン、きっと布団の中で、俺の為に泣いて、怒ってくれてるんですね。でも自分を責めないでください。俺が隠してただけなんですから。





今まで言わなかったのは、ヒョンに綺麗な自分を見せたかったから。....たった1人の大切な人に嫌われるのが死ぬほど怖かったんです。


でも、今日の俺を見てもヒョンは一緒に居てくれると言ってくれた。だから、全部見せてもいいのかなってついさっき思ったんです。



それに、、、、気持ちの整理も着きました。



ユンギヒョン、ヒョンがオーディションを受けることについて、俺の気持ちをちゃんと伝えられてませんでしたよね。」


















ユンギヒョンと出会って、俺は１つ夢を持つことが出来た。

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