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「そこで音楽を聞いている間だけは、何も考えずに音に身を任せることが出来て幸せだった。優しくしてくれるラッパーのヒョン達は初めて好きになれた大人だった。
それでも、心も体も限界だった。
もっと時給のいいバイトもあったけど、”ウリ”を使って稼ぐことが出来るのも知っていたけど、俺の生活から音楽が消えたら、そんな仕事をしてしまったら、俺の中の何かがダメになってしまう気がして出来なかった。
でも、借金を返し終わる気配は1ミリもしなくて、俺はどうしようかと追い詰められてた。
そんな時、ユンギヒョン、あなたに出会った。」
「ヒョン、覚えてる？ヒョンは初めて会ったとき、俺の髪を綺麗だって言ってくれたんだよ。
その時、ヒョンのことをいい人だなって思って、俺は人生で初めて「この人と仲良くしたい」って思った。
でもヒョンはそれだけじゃなかった。
信じられないくらい俺に優しくて、すごく面白い人で一緒にいると楽しくて、我が儘を言う俺のことをアホかと言いながら甘やかしてくれて、かっこよくて、一緒にご飯食べてくれて、、、
ヒョンは俺に、沢山の幸せな初めてをくれた。
何にも恵まれずに生まれてきたと思っていたけど、違ったんです。俺にもあった、俺にも、神様からのプレゼントはあったんだって、、、。
俺はユンギヒョンのことが何よりも大切で、大好きになった。ヒョンの傍にいれるなら、お金が無くても、苦しくても、何でもいいやって思った。俺はずっとヒョンと一緒にいたいと願った。
...........ど、どうしようヒョン、もうやめてもいい？恥ずかしすぎる。
....ユンギヒョン？」
「......。」
向い合わせで寝ているヒョンに抱き締められながらこんなことを言うのはあまりにも恥ずかしすぎた。
それにしても、ヒョンはさっきから何も言ってくれない。抱きしめられてヒョンの胸しか見えないから表情も分からない。
どうしよう、やっぱりこんな重い話聞きたくなかったかな....。
「はぁ...。」
ユンギヒョンは俺の手を離すと、ため息をついて、俺に背を向けて布団の中でうずくまってしまった。
やっぱり気分悪くしちゃったみたい...。
俺は布団の上からユンギヒョンの体を揺すった。
「あの、、、、、、ユ、ユンギヒョン、ごめん、こんなこと聞かされてもって感じだよね、ごめんなさい、要は俺が言いたかったのは、、」
「違ぇよアホ！謝んな、泣いてんだよ！」
その声は確かに震えていた。
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
