stage 5 ページ28
SG side
Aは暫く俺の腕の中で泣いた。俺は出来るだけAが安心できるように、思う存分泣けるように、抱き締めながら髪や肩を撫で続けた。
Aは少し落ち着くと「お、お風呂入りたいです。」と言ってそそくさと風呂場へ向かった。(多分裸が恥ずかしかったんだろう。)よって今はお風呂中だ。体が心配で、一緒に入ろうかとも聞いたが、絶対に嫌だと言われたので大人しく従った。
聞きたいことは沢山あるが、今日はAを休ませることが最優先だ。明日俺は学校を休む。Aはもちろん体が辛いだろうから休ませる。病院に行って、その後ゆっくり話をしよう。
布団を広げて待っていると、Aが風呂から上がってきた。
「あれ、ヒョン、布団敷いてくれたけど、その....もう一個は？」
「今日は一緒に寝ようぜ。ほら、こっちこい。.....ずっと抱き締めるんだろ？」
「...！！うん。」
俺は自分が座っている隣をポンと叩いてAを呼んだ。
当たり前だが、いつも泊まりに来るときは２つ布団を使っている。だけど、今日は１つの方がいいと思った。
Aは、はにかんだ顔をしてすぐに俺の布団へ来て、俺に背を向けて寝た。久しぶりにAの暗くない表情を見て胸が痛くなった。俺も体を倒して、布団を自分とAに被せた。
「ヒョン、ぎゅってしてくれないの？」
背を向けているが、声色からAが不安そうな顔が見えた。
俺はAの後ろから左腕をAの腹に巻き付けるようにしてAを抱き締めた。
「これでいいか？」
「うん、ありがとう。」
よかった、Aの体温が温かい。風呂で少しは温められただろうか。それに、この石鹸の匂い。以前は気にしていなかったが、久しぶりに嗅ぐとAの匂いだったんだと気付いて落ち着いた。
それにしても、誰かと一緒に寝るのは何年ぶりだろう。恥ずかしい気もしたが、Aがこれで少しでも快適に寝れるならそれでいい。
数分の沈黙の後、Aがもぞもぞと寝返りを打ってこちらを向いた。Aと目があった。まだ起きてたのか。
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
