stage1 ページ2
Aside
俺は知らなかった。こんな、なんでもない日に、あなたと出会うなんて。
あなたが、俺の光になる人だったなんて。
2009年
「どうしよう、バイト遅れる！ていうかもう既に遅れてる！！」
俺は今、人生史上最速で走っている。
実を言うと、俺は本当は15歳の中学3年生。つまり、まだバイトはできないお年頃。まあ、訳あって年齢を偽って働かせてもらっている。(店長、嘘ついてごめんね。)
だから、俺はバイト先では16歳の高校一年生。まあ、一歳くらいごまかしてもいいか〜、と今では思っている。それに、バイト仲間はみんな、実際に年上だからさほど気にする必要もない。俺が15歳にせよ、16歳にせよ、みんなヒョンだからね！
今日のミーティングは16時半から。学校は15半に終わるから余裕だと思ってシフトを入れていたが、たまたま委員会があって間に合わなくなってしまった。
委員会を欠席することもできたけど、俺はちょっとした問題児だから、できるだけ、これ以上、学校に迷惑をかけたくなかった。………俺、偉い問題児でしょ？
今日は新しいバイトの人が初めて参加する日らしく、自己紹介と、案内と、仕事の説明をするらしい。……はぁ、俺、「遅刻の人だ。」って覚えられちゃうのかな………。
うだうだと考えながら走り続けると、やっとライブハウスに着いた。休まず、高速で地下への階段を駆け下りる。
うわ、ほこりが溜まってる。今日の掃除当番誰？？あ、俺だわ、ほんとごめん....。
重たいガラスの扉を力いっぱいこじ開ける。
「遅れてすみませーーーーん！！！」
俺はこの時、初めてあなたを見たのだった。
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haruusa(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます！2章楽しみとのことで嬉しいです！頑張って準備しますので是非これからも楽しみにお待ちください😊 (12月21日 11時) (
レス) @page49 id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして！第二章めちゃくちゃ楽しみです！更新楽しみにしてます！！ (12月20日 17時) (レス) @page49 id: 9d997c55ea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - ruru_chandayo00さんありがとうございます！そう言って頂けて死ぬほど嬉しいです🥹今書いている話は繊細に書きたいシーンなので時間がかかっています( т т )楽しみにして頂けると幸いです！読んで頂きありがとうございます💜 (10月25日 0時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - こんなに続きが気になる作品初めてです！楽しみにしてます！ (10月24日 10時) (レス) @page43 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
haruusa(プロフ) - LunaLunaさん、コメントありがとうございます😭グクちゃん、はもう少し後に初出演予定なのですが匂わせしちゃいました((((もうすぐ他のメンバーが登場するので是非楽しみにしていて下さい！読んで頂きありがとうございます🙏✨ (10月13日 14時) (レス) id: 027e976ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年8月6日 23時
