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kr side

「 お、開いた? 」

「 だな…やっと出れる、」

長く短い時間だったな…なんて思いながらも、ドアノブに手をかけ扉を開く…

「 …はー、やっと我が家…じゃない?、 」

やっと帰れる、なんて思った途端…また真っ白な部屋が目の前に広がった

「 …なんで?いろいろなんで? 」

困惑を隠しきれずにいると、きんときが中へ入っていき早々と追いかけた

「 とりあえず、また紙あるっぽいし…見てみよ 」

そういってきんときが紙に目をやりながら、文字を読み上げた

「 "1分間ハグするまで出られない部屋"…だって、 」

苦笑いを浮かべながらも、「またするしかないよね?」なんて言いながら、また頭の整理がついてない俺にぎゅー、と抱きついてきた

「 …いきなりしてくんなよ、 」

耳元に彼の息が当たって少しこそばゆい感じがある。
…まあまた、難なく乗り越え1分後にがチャリ、と扉が開いた音が鳴り響く

「 …次こそ、」

「 きりやん、それフラグだから…(笑)」

なんて軽々しく会話しながらもまた扉に手をかけた

_kn side_

彼が扉を開くと、また真っ白な部屋が広がっていた

「 …おい、本当にフラグ回収したけど? 」

「 言ったのきりやんじゃん… 」

もうぶっちゃけ少し慣れたという気持ちもありながらも、また扉についた紙を見てみる

「 次は〜…"深いキスを20秒しないと出れない部屋"…」

一気に部屋が凍りついたのが分かった…まあ、いきなりこんな事言われたらそうなるよなぁ……なんて思いながらも

「 …んじゃ、しよっか 」

「 そーだな…ッてなる訳ねーだろ!!、」

まあそうなるよね、なんて思いながらも自分もこんな状態じゃなぁ…なんて思いヤケクソ状態で彼の口を塞いだ

「 んむッ、… 」

強引に舌を入れては、彼の舌へと絡ませたりしてみた
最初は彼も必死に離れようとしてきたけど、だんだんその力も弱まり…俺に支えられるような形でキスを続け…また20秒後には扉が開く音がした。

「 …っは、開いたみたいだよ 」

口を離すとがくっ、ときりやんが床に倒れ込んだ
20秒間ずっと続けていたせいか、彼の呼吸は少し荒々しくなっており申し訳程度に背中をさすってやった

「 ごめんごめん、まあしなきゃ開かなかったんだし…な? 」

許しを求めるようにお願いしてみたが、彼は俺の方をみるとぎろ、と睨んできた

「 ……最悪」

「 はは、ごめんって〜 」

まあ好きでもない奴にこんな事されたらそうか、なんて思い申し訳なさが加速した
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続き ↷→←kn×kr/○○するまで…



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作品ジャンル:恋愛
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くるリ - 焦らずゆっくり更新していただけたらこちらとしては嬉しいです♪なので更新したい時にしてくださいね♪ (2022年9月20日 1時) (レス) @page32 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
SASA - 焦らなくていいですよ〜気長に待ってます!! (2022年9月18日 19時) (レス) @page32 id: fe8366c24c (このIDを非表示/違反報告)
SASA - 頑張ってください (2022年8月17日 12時) (レス) @page31 id: 9d0169a529 (このIDを非表示/違反報告)
ウララ(プロフ) - SASAさん» 了解致しました〜!!頑張って作ります!! (2022年8月16日 11時) (レス) id: a7a40592d9 (このIDを非表示/違反報告)
SASA - 左右希望na×shaで! (2022年8月14日 20時) (レス) @page30 id: 9d0169a529 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウララ | 作成日時:2022年7月8日 19時

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