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第一話:赤き刃 ページ2

煉獄「......よもや、ここは?」

目が覚めたら、景色が変わっていた。

まるで御伽噺のような体験をした煉獄は、上半身を起き上がらせる。

ふわふわとした感覚に違和感を感じ、下を見た煉獄は、思わず声を上げた。

煉獄「よ、よもやっ?!」

浮いていたのだ。

周りは赤い炎に囲まれており、煉獄は混乱した。

しかし、暑くはない。

??「見つけた。」

煉獄「よもや?」

どこかから声が聞こえ、煉獄は振り返る。

??「へぇ、それが鳴き声か?」

煉獄「鳴き声?俺は動物ではない!」

??「.....意思疎通が可能みたいだね。悟、今回の案件はなんだっけ?」

悟?「確か、特級怨霊、煉獄杏寿郎の始末。こいつが煉獄杏寿郎?意思疎通可能なんて聞いてねーんだけど。」

煉獄「うむ!俺が煉獄杏寿郎だ!しかし、怨霊とは?俺は死んだはずだが!」

??「自覚がないんだね。とりあえず、この件は。」

煉獄に衝撃が走る。

??「へぇ、それを防ぐか.....悟、出来る?」

悟?「わかんねぇ。こいつがなんなのかわかんねぇからな。」

その時、煉獄がフラリと倒れた。

突然の事態に煉獄も混乱している。

そして、煉獄の身には慣れない呪力が宿っている。

あまりの多さに体が追いついていないのだ。

体がついて行かなければ、一般的な呪霊と何ら変わらない。

意思疎通ができ、自我を保てる。こんな状態を保てるのは、呪力を制御できているからだ。

煉獄は、生前の性格からかそれを自然としていた。

だからこそ、慣れた呪力量を超えて、キャパオーバーを起こす。

それによって煉獄は倒れたのだ。

最後に見えたのは、赤い炎だった。

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- 一話のよもやが鳴き声と間違われるのが面白くて笑っちゃいましたww 煉獄さんが言っているよもやってまさかって意味なんですけどね… (7月17日 15時) (レス) @page2 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
Zero(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみです! (2021年8月31日 23時) (レス) id: 6a558fa07f (このIDを非表示/違反報告)
極楽鳥華 - 最初の目覚めてから五条先生との会話に行くまでによもやしか言わない煉獄さん。いいかも...。更新楽しみにしてます。 (2021年1月22日 18時) (レス) id: f6d6f89938 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ - あ、面白い……。煉獄さんと呪術廻戦のキャラがどう関わっていくのか楽しみです!! (2021年1月12日 17時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結希 | 作成日時:2021年1月11日 0時

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