《ツイステ》勘違いされがちな男子生徒のイベント (ページ2)

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『....本格的やな。』

天井裏からこっそり見れば、飾り付けはしっかりされとった。

この短時間にすg......ちゃうわ、ゴースト多いんやわ。

って、アレ？

イデア・シュラウド？

嘘やろ、人質かいな？

縄でぐるぐる巻きやな。可哀想に。

俺みたいに縄抜けなんかしたことないもんなぁ。

まぁ、普通そうやろ。

あ、気づいた。

『必ず助けに行きます。』

口パクでそう伝えれば、凄く悲しそうな目をされた。

ごめんなぁ。

もうちょい、ここ居ってな？最悪力づくで連れ戻すさかい。

まぁ、校舎の様子もわかったし、あと数分で帰らへんと。

『......確認はできたで.....』

ｸﾛｳﾘｰ「道理で、居なかったんですね。何かわかりましたか？」

『.....一応、どこがどの部屋なのか.....ゴーストの持ち場......名前.....特徴......強さ.....』

ｶﾘﾑ「おぉ！さすがAだな！」

ｸﾛｳﾘｰ「おや、そういえば、霜葉くんは身長はいくつですか？」

『.....188cmや、けど......』

ｸﾛｳﾘｰ「では！君も、花婿の候補になってください！」

『......話読めへんから断る。』

ｸﾛｳﾘｰ「説明するので断らないでください！」

『......なるほどなぁ。ほんで、俺か。』

ﾘﾄﾞﾙ「そうか、Aもそういえば180越え.....」

『ええで.......俺も同じようなもんやし......』

ｶﾘﾑ「A、暗い話すんなよ？さ、明るく楽しく行こうぜ！」

『.....せやな......』

てか、そない上手くいくんか？

いやまぁ、やるけどな.....

『......なぁ、俺だけなんでこない飾り立てらなあかん？』

ｶﾘﾑ「そりゃ、理想に近づけた方がいいからな！安心しろ！なんも変なことは無いから！」

『えぇ.....』

急にカリムが誰かを呼んだかと思えば、数人の実家の使用人やった。

衣装まであるしな.....

メイクさせられたり、髪整えさせられたり、ほんま色々される。

カリムは勝手に出てったし、飾り付けられたのの大半をなんとか外してもろた。

ジャラジャラしてるの好きやないんよ。

白いパンツに青のタキシード。

俺、これでええんか？色は青だけやねん。

髪は色々塗られてサラッサラやし、カリムが言うとった特殊な唇っちゅうことで、ラメの入ったリップクリーム塗られたけど...やっぱ、落ち着かへんな。

そもそもメイクは普段せんねん。

さ、さっき連絡がきとった、学園長たちの所行かへんとな。