八話:ぶりっ子という名の変態() ページ10
『......まぁ、とりあえず部屋を案内しようか。』
そういい、Aは新入生たちの前に出る。
『んー、あ、これかな。』
『空間移動_移し_』
一年「うわぁっ!」
一年「な、なんだ?!」
急に一年生たちを霧が包む。
霧は様々な色に別れていた。
『あはは!大丈夫、私の魔法みたいなもの。まぁ、ユニーク魔法じゃないけど。
さ、霧がはれたら自分の部屋だ。荷物は運び込んであるよ。』
リリア「いつ見ても驚のぉ。でも、やりすぎじゃな。マレウスが拗ねてしまったではないか。」
マレウス「僕だってあれくらいできる。寮長は僕だ。別に僕は招待状は来ないけど......」
『もー、マレウスの負担にならないように、って思ったのに。この後、歓迎会の方はマレウスにしか出来ないからね!』
歓迎会とは、新入生歓迎会のことである。
Aが二年生の時に考案し、採用された案だ。ハリーポッターを想像して、歓迎会の会場の天井は普通の空のように見せている。
とはいえ、当時のAはそこまで魔法を精密にできない。下手すれば天井を本当の空にしてしまう。←
そして、目をつけたのがマレウスだった。マレウスは不機嫌になるとそこら辺の天候を変える。←
それができるのなら、天井を空のように見せることも可能ではないかと考えたのだ。
実際できた。←
そのため、Aはこれを引き合いに出した。Aはもう天井を空のように見せることは可能だが、マレウスにしか出来ないと言ったのだ。
歩きながら会場の談話室に移動する。マレウスも着いてくる。
マレウス「....本当か?」
『うん。さ、準備しよー!シルバー、準備!』
大声で呼ぶと、シルバーの髪をしたシルバーという青年が来る。シルバーという名前の通りシルバーの髪を持つので、まさにシルバーである。←
よく分からない説明は飛ばしておき、談話室に入ってきたのはシルバーという青年。シルバーの髪を持ち、とても美形なのである。
シルバー「.....わかりました。マレウス様、急に居なくならないでください。」
『まーた、シルバーを連れずに談話室に来たの?そろそろきちんと連れてきなよ。談話室と言えど、何があるかわかんないんだからさ。』
マレウス「....分かった。シルバーも、すまなかった。」
『さぁて、準備準備!』
リリア「楽しそうじゃな。わしも手料理を振る舞うとするかの。」
『....リリアには部屋の飾り付けを頼みたかったんだよね!お願いしていい?』
思わず焦ったAだった。
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甘 - 見てらっしゃるかわかりませんが続き待ってます!!とても好きです! (2022年12月15日 20時) (レス) @page35 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
蜃気楼 - 続き待ってます!!!!!! (2021年12月10日 0時) (レス) @page35 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
テル - 夢主かっけええ! (2020年12月15日 6時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 流石呪術師。 (2020年12月14日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - リリアを見下すという行為に走るとは思えません。作者様がそれらをわかった上で書いていらっしゃるのなら何も言えませんが、もしそれを知らないのであれば文章を直していただきたいです。長文失礼致しました。 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 79a78e1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月24日 23時